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脱初心者の第一歩:フラッギングでかっこ良く登ろう!

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カウンターバランス系のムーブとは足の重さを利用してバランスを取りつつ次のホールドを掴んでいくテクニックです。
足を遠くに投げ出すことでより大きなカウンターバランスを持つことができます。

人の体のパーツごとの重さをざっくり量るとこのようになります。

  • 頭:10%
  • 胴体:40%
  • 両腕:10%
  • 両足:40%

もっと正確に言えば両腕はもう少し重く、両足はもう少し軽いです。
体重60kgの人の片足の重さは約12kgですので結構な重量です。

カウンターバランス系のムーブには下記の3種類があります。

  • アウトサイドフラッギング
  • インサイドフラッギング
  • ダイアゴナル

ここではアウトサイドフラッギングとインサイドフラッギングを紹介していきます。
また、カウンターバランス系のムーブもボルダリングの基本姿勢をしっかりと取った状態で行いましょう。

アウトサイドフラッキングの基本

アウトサイドフラッギングとはホールドに乗っていない足を体の外側(背中側)に流してバランスを取るテクニックです。
このテクニックは次のホールドを取った時に、片側の手足しかホールドに残らない場合によく用いられます。

例えば右手と左手左足はホールドに乗っていて、右手で次のホールドを掴みに行くような時に実施します。
この状態でホールドを取りに行く時、何も考えずに右手を伸ばしてしまうと体がドアを開いたみたいに回転して遠心力で壁から引き剥がされてしまいます。
その際、前もって右足を背中側を通して左側に振って(フラッギングして)おくことで体の回転を抑えます。

アウトサイドフラッギングの実施要領

ここでは左側に次のホールドがあり、右手でそのホールドをつかむことを想定して書いています。左側の場合はそれぞれ右側と読み替えてください。

  1. 両手片足または両手両足がホールドに乗っている状態でスタート
  2. 右足をホールドから外し、左に大きくフラッギングして壁面にこすりつける(スメアリングする)
  3. 左足の屈伸を利用して伸び上がり、右手で次のホールドをつかむ

この一連の動作を表している動画を紹介します。

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youtube / https://youtu.be/LOsCva8UO9E

この場合、右手で左側のホールドをとりに行こうとしているので、前もって右足を左側に大きく振り出しています。
こうすることによって体の回転を防ぎつつ膝の屈伸を使って高さのあるホールドを取ることができています。

インサイドフラッギングの基本

インサイドフラッギングとはホールドに乗っていない足を体と壁の間に流してバランスを取るテクニックです。
このテクニックはアウトサイドフラッギングと同じく、次のホールドを取った時に、片側の手足しかホールドに残らない場合によく用いられます。
アウトサイドフラッギングとの違いは回転を抑えるというよりも次のホールドが遠くて体が安定しない場合に使われることが多いです。
アウトサイドフラッギングと違って少し使いドコロが難しいムーブかもしれませんね。

インサイドフラッギングの実施要領

ここでは左側に次のホールドがあり、左手でそのホールドをつかむことを想定して書いています。左側の場合はそれぞれ右側と読み替えてください。

  1. 両手片足または両手両足がホールドに乗っている状態でスタート
  2. 左足をホールドから外し、体の内側を通して右側にフラッギングして壁面にスメアリングする
  3. 右足の屈伸を使って伸び上がり、左手でホールドをつかむ

この一連の動作を行っている動画をここに紹介します。

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youtube / https://youtu.be/LOsCva8UO9E

アウトサイドフラッギングとくらべてなんだかクライマーっぽい動きになっていますね。
この動画の例では左手で次のホールドを掴みに行こうとしているので、左足をフラッギングしています。
インサイド、アウトサイドに関わらず、次のホールドをつかみに行く時は足の屈伸を利用していることに注目してください。
動画ではホールドをつかむときに腕が曲がっていますが、下半身が伸び上がってきているため自然と曲がっているだけで、腕の力で引き上げているわけではありません。

おわりに:アウトサイドとインサイドの使いドコロは?

今回の記事ではインサイドとアウトサイドフラッギングを紹介しました。
でも、結局使いドコロはどこなの?って思われるかもしれません。
どちらも使用できるシチュエーションは多くありますので迷うところですね。
ここで、一つの判断基準となることをお教えします。

  • アウトサイド:垂直方向に移動するとき(縦方向に強い!
  • インサイド:水平方向に移動するとき(横方向に強い!

アウトサイドフラッギングは腰が壁に密着することでより高いところにあるホールドを取りに行くことができます。
また、ゴールから地上まで降りるクライムダウンにもよく使います。

インサイドフラッギングは体の間に足をおいてスメアリングすることで大きく体を傾けても安定しているので、横方向に離れているホールドを取りに行くことができます。

私の体験上なので必ずしもこうなるとは限りませんが、一つの判断基準として覚えておくと便利かもしれません。
インサイド、アウトサイドともに非常に便利なムーブなので、何も考えずに滑らかに動作できるようになるまで練習しましょう。

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今回参考にした動画

www.youtube.com

この動画はドロップニーやアウトサイド、インサイドフラッギング、ダイアゴナルの紹介をしている動画なので、ぜひ一度通しで見てください。