前回の記事では有名な男子クライマーの身長について紹介しました。
意外と高身長なクライマーっていませんでしたよね。
一番背の高いアダム・オンドラで185センチで、背の低いロミオ・ジュリアンが159センチでした。
今度は有名な女性クライマーを見ていきます。
本題に入るその前に!
この記事ではリード部門とかボルダリング部門とかの話題が出てきます。
スポーツクライミングの区分がそういう部門になっているからなのですが、なにそれ?って人にはこの記事をチェックしてみてください。
前回紹介した男子クライマーの身長と体重についてはこちらの記事をどうぞ。
さて、前準備が終わった所で早速、女子クライマーの身長を見ていきましょう!
アレックス・パッチシオ
- 身長:157センチ
- 体重:57kg
- 1989年生まれ。アメリカ合衆国出身。
上記データはAlex Puccio - Wikipediaより
まず最初に紹介する女子クライマーはアレックス・パッチシオです。
彼女は多くのコンペやワールドカップで活躍しているクライマーではないのですが、彼女の登り方が大好きなのです。
テクニックで解決?パワーで解決?とクライミング中に悩んだ時、彼女が取る解決手段はただ一つ。パワーで解決!
ケガで一時期心配しましたが徐々に回復しているようで、かつてのパワー溢れるクライミングをまた見せてほしいです。
身長は157センチ。アメリカ人女性としてはちょっと小柄?
日本人の女性の平均身長より1センチだけ小柄です。
BMIは23.12でした。なかなかの筋肉質ですね。
ショウナ・コクシー
- 身長:163センチ
- 体重:58kg
- 1993年生まれ。イギリス出身。
上記データはShauna Coxsey - Wikipediaより
彼女の驚くべき功績は2016年の成績です。
たった1年でボルダリング部門のメダルを8つ。内ゴールドメダルは6つ。のこる2つのメダルはシルバーメダルという超実力派のクライマーです。
日本で言う野口啓代のイギリス版といったらしっくり来るでしょうか?
彼女は世界で3人しかいないV14を完登記録のある女性の一人です。
残りの2人は尾川智子さん、白石阿島さん(アメリカ国籍)です。
そんな彼女のBMIは21.83でした。
アンナ・シュテール
- 身長:163センチ
- 体重:54kg
- 1988年生まれ。オーストリア共和国出身。
上記データはifscより
IFSCのクライミングワールドカップで3年連続のゴールドメダルの経験がある輝かしい経歴のクライマーです。
日本における野口啓代選手ですら2年連続が最高記録だったのを考えるとその快挙ぷりが良く分かるかと思います。
ちなみに3年連続のシルバーメダリストが野口啓代選手。なかなか因縁が深そうですね…
彼女の身長は163センチ、BMIは20.32でした。
キム・ジャイン
- 身長:153センチ
- 体重:42kg
- 1988年生まれ。大韓民国出身。
上記データはKim Ja-in - Wikipediaより
お次は初のアジア勢のキム選手です。
彼女はリードで無類の強さを発揮し、特にアジアンチャンピオンシップでは実に9年連続のゴールドメダルを獲得、クライミングワールドカップでもゴールドメダルを3回も獲得しています。
153センチと小柄ながらもリードでは無類の強さを見せる彼女。
なんだか前回の男性クライマーの紹介記事であった、ラモン・ジュリアンを思い出してしまいますね。
彼女のBMI18.61でした。
ミナ・マルコビッチ
- 身長:161センチ
- 体重:ひみつ♡
- 1987年生まれ。スロベニア共和国出身
上記データはMina Markovič - Wikipediaより
最後に紹介するクライマーはスロベニア出身のクライマー、ミナ・マルコビッチです。
彼女もリードクライミングが得意で、先に紹介したキム選手と熱い火花を飛ばし合っています。
というのも、ミナ選手が優勝した時はキム選手が準優勝。その逆もしかり。
と言った具合のライバル関係です。
そういうわけでクライミングワールドカップでのリード部門のゴールドメダル数も3つとなっています。
男子も女子も身長は関係ない!
今回は世界的にも有名なツヨツヨ女子クライマーの身長を見ていきました。
やはりと言うか女子もそこまで高身長の選手は目立ちませんでしたね。
これは前回の男子クライマーの時にも例えたように、カーレースにおける馬力とボルダリングにおける身長は似ているのかもしれませんね。
今回紹介したクライマー5人の中で日本の女性の平均身長(158センチ)を上回っているクライマーは3人となっています。
上回ったクライマーも160センチ台とずば抜けて身長が高いわけではありません。
足りないリーチは技術で補え!それがクライマーの常なのかもしれません。