せっかくボルダリングに行くのならそこそこかっこ良く登ってみたいものです。
一緒に来ている女の子にちょっといいとこ見せてみたいのも男性の心理ですよね。
そこで、ボルダリングが初めてでも「あっなんかこの人登り慣れてる?!」と思われるようなしぐさを紹介して効きます。
しかも「っぽく」見えるだけではなく、実際に効果があるので必見です!
その1:壁に張り付く前にオブザベしているふりをする
オブザベとはオブザベーションの略語で、今から登る課題をどのように登るかを考える作業です。
オブザベは難しい課題を登る上で必ず必要な作業なのですが、初心者のうちは脳内でムーブを組み立てるのは難しいものです。
そこで、思い切ってオブザベを簡略化します。
本来はオブザベは手と足の配置まで考えるのですが、この場合は手だけです。
スタートからゴールまでのホールドを確認してホールドをアレは右手、こっちは左手といったふうに想像しながら実際に手を動かすと、完全にクライマーが難しい課題に取り組んでいるように見えます。
「うわ、あれ悪そう…」「これじゃダメかな…」とか呟きながらやるとガチ度が上昇します。
その2:壁に張り付く前にシェイク!壁に張り付いてもシェイク!!
シェイクとは手をぷるぷると振って手の疲労を軽減する動作です。
トップクライマーもやります。
これを壁に近づきながらやります。「さぁいまからやんぞ...!」感を醸しましょう。
首を回しながらやるのも雰囲気が出ていいですね。
壁に張り付いて片手で体制を維持できそうであれば、そこでもすかさずシェイクをします。
シェイクをするために落っこちてしまっては元も子もないので、しっかりと持てるガバをつかんでいる時にやりましょう。
手を太ももなんかにパンと叩いてから次のホールドをつかむのもやってる人感があって効果的です。
手の疲労も軽減できて一石二鳥です。
その3:次のホールドを取る時に短く息を吐く
「フッ」とか「ハッ」と短く息を吐くのは自分の力を最大限に引き出すために必要な動作です。
パワーリフティング系の選手が大声を出しながら競技するのと同じです。
ですが、ボルダリングではあんな大きな声を出す必要はありません。
短く息を吐くことで十分です。
上級クライマーになるとシャウトまで行きますが、短く息を吐くだけでも十分効果的です。
その4:フォールしたら首をかしげる
初心者のうちは登れない課題のほうが多いです。
そんな時のための誤魔化しです。
「本当なら登れるんだけどな~」的な空気をまとうことで精神的ダメージを軽減させましょう。
まとめ:意外と効果のあるハッタリ
最後の首かしげは完全なハッタリですが、その他のしぐさはちゃんと意味があります。
特にオブザベは初心者のうちは難しく、体力や技術的には登れるのに段取りが悪くて登れないという事態を引き起こしてしまいます。
そうならないためにも、まずは手だけでも順序を決めることでスムーズなクライミングにすることができます。
シェイクも同様に蓄積する疲労を軽減させることができるので有効なしぐさと言えるでしょう。
次回、みんなでボルダリングに行くときはさり気なくやってみましょう。
クライマーアピールができますよ!