初心者から中級者になるために必ずと言っていいほど経験する怪我が指皮の剥がれです。
もちろん日頃からのケアを行うことである程度防ぐことができますが、それでも完全ではありません。
この記事では指皮が剥がれてから治るまでどれ位かかるのか?そして早い直し方を紹介していきます。
※この記事には少々痛々しい指皮の剥がれの画像が含まれます。
指皮の剥がれは初心者も中級者も経験する。
指皮の剥がれはボルダリングをやっていると誰しもが経験する怪我です。
特に初心者の間は指の皮が育っていないのでどうしても破れがちです。
また、4級や3級を登る中級者になりたてのクライマーでも指皮のケアを怠っているとある日バリっと固くなった指皮部分が剥がれてしまいます。
私の場合、友人の結婚式ついでで訪れれた京都のアドスムムというジムでやってしまいました。
5級くらいのランジ課題だったのですが、ホールドをつかんだ時に人差し指の根本の皮を破ってしまいました。
結婚式ついでだったので、いつもは持ってきているキズパワーパッドも持ってきておらず、ジムスタッフのスタッフさんに絆創膏をもらって貼り付け更にその上からテーピングをして登りました。
指皮が破れてもまだまだ登りたい人は上の写真のように絆創膏を指皮が剥がれたところに貼り付け、絆創膏全体を覆うようにすれば一応はボルダリングを続けることができます。
もちろんホールドをつかむと痛いです。
破れた指皮を切り取ってしまうかそのままにしておくかどうかはまだ登りたいかどうかによります。
もしまだ登りたいのであれば、破れた指皮を切り取らず、瞬間接着剤などでくっつけて登る人もいます。
私は破れた指皮はハサミや爪切りで切り取ってしまいます。
そうしたほうがキズパワーパッドが貼りやすく、治りも早い気がするからです。
指皮の破れを早く治すならキズパワーパッド一択!
キズパワーパッドが経験上最も早く指皮の破れを治す方法です。
キズパワーパッドは怪我をして早く貼れば貼るほど傷の治りが早くなります。
普通の絆創膏と比べて非常に高価ですが、その効き目は折り紙つきです。
おすすめはスポットタイプです。
貼る前に1分間手のひらで温めて柔らかくし、傷口に貼った後も1分間手のひらで密着させます。
上手く貼ると、指のシワにもフィットしてほとんど違和感がなくなります。
指皮再生までの道のり〜治癒編〜
キズパワーパッドは浸透液が出て、患部を常に潤った状態に保ちます。
普通キズパワーパッドから溢れるくらい浸透液が出ることはあまりないのですが、私の場合はがっつり指皮を破いてしまったので指皮を破いたその夜にキズパワーパッドを張り替えました。
患部は結構ぐちゅぐちゅしています。
怪我した時よりひどい見た目ですね。怪我して20時間後くらいです。
翌日キズパワーパッドを張り替えてみると浸透液がだいぶ少なくなっていました。
痛みもだいぶ減っていて、しっかりテーピングをすればボルダリングにも行けそうです。
この写真はキズパワーパッドを張り替える前に撮った写真で怪我してから40時間ほど経っています。
まだキズパワーパッドの浸透液が出ていて完治とは言いがたいですが、日常生活には支障はありませんでした。
指皮再生までの道のり〜完治編〜
怪我をして3日目になると痛みは全くなくなり、キズパワーパッドも貼らなくてもいいくらいになりました。
浸透液もほとんど出なくなっていて、ほぼ完治と言ってもいいでしょう。
怪我してたった3日間です。
やはりキズパワーパッドの治癒力は半端なく高いですね。
そして4日目です。
念のためキズパワーパッドを貼っていましたが、その必要はなかったようです。
写真がちょっとブレていますが、指皮がほぼ再生しています。
テーピングなしでも登れそうな感じですが、まだ指皮は薄いのでテーピングをして登りましょう。
キズパワーパッドを使えば1週間で指皮の破れは治る!
指皮の破れは日常生活に支障が出るくらい困ったものです。
洗い物はもちろん、シャンプーする時なんかすごくしみます。
以前普通の絆創膏を使って治そうとしたのですが、2週間から3週間はヒリヒリした感じが残り苦労しました。
その点、キズパワーパッドだと早ければ中一日おけばボルダリングできるくらいには回復します。
ただしキズパワーパッドの効果を最大限に発揮するには怪我してできるだけ早く患部に貼る必要があります。
ですので、必ずボルダリングジムに持っていく荷物の中にキズパワーパッドを入れておくことをおすすめします!