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ボルダリングの世界に飛び込むあなたの背中をぽんと押したい

ボルダリングジムでの1級を登れるようになるためにやったこと

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ボルダリングを初めて3年目にさしかかった頃にようやく自己グレードが1級になりました。早い人だと1年目くらいで出来てしまうこともある1級ですが、そんな1級課題は当然優しいものではありませんでした。

パワーとテクニックは互いにカバーできない

3級課題や特徴的な2級課題だとパワーがテクニックをカバーできたり、テクニックがパワーをカバーできたりするのですが、1級課題はその課題を登りきるだけのパワーとテクニックが備わっていないとどうやっても登りきれないなぁって思いました。

 

この考えを先に理解しておかないと1級以上の課題を登れないのでは…と考えてしまうのも、パワー系クライマーやテクニック系クライマーなどの偏ったタイプのクライマーだと、どうしても登れる1級課題といつまでも登れない1級が出てきてしまうのでは?と思ってしまうからです。

 

3級を登れるようになってきたら「自分ってどんなクライマーなんだろう?」って自問してみるのをおすすめします。スラブが得意なバランスクライマー?強傾斜大得意なパワー系クライマー?

 

他にも自分の得意なムーブや体の可動範囲を見直しておくと2級以上の課題と戦う下地が出来てきます。

 

弱いところを強くする?強いところを強くする?

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「弱い鎖の理論」という言葉をご存知でしょうか?たくさんの輪が連なった鎖ですが、「鎖全体のの強度は最も弱い輪の強度で決定される」という意味合いで使われます。いくら強い鋼の輪が大量に使われてる鎖でも、一箇所だけプラスチックの輪があったらその鎖の強度はプラスチックの鎖と同じ強度ですよっていう意味です。

 

それと同じことがボルダリングにも言えると思っていて、いくら薄いカチやピンチが持てても、小さいフットホールドに乗れないとか、スラブが極端に苦手だとかがボルダリングの弱い輪に当たります。

 

もし1級が登れない…ってクライマーがいたら、先に書いたように自分が苦手な分野(弱い輪)を意識してみましょう。そしてそこを強化するようなトレーニングをやってみましょう。

 

スラブが苦手だったらジムに行ったらスラブと垂壁の課題を必ず触るであるとか、パワー不足が否めないのだったらキャンパスボードをやってみるとか、弱い輪を強くする事をやってみましょう。

 

自分と課題をよく知ってみる

弱い輪を強くするのって、あんまり楽しいトレーニングではありません。人によっては苦手な壁のグレードだと1つ、いや2つほど落ちることだってザラでしょう。だから2級で伸び悩んでいる人にとっては登竜門的な存在といえるでしょう。

 

少しでも弱い輪が強くなってくるとクライミング全体に余裕が出てきます。私の場合はガチガチのパワー系クライマーだったのですが、意識的にスラブや垂壁をたくさん取組む様になってからは同じ3級でもすごく楽に登れるようになりました。具体的に言えば足を切らないようにカウンターバランスを上手く使えるようになったと思います。

 

そしてもう1つ、手っ取り早く1級をやってみたいのであれば、自分の強い輪の部分だけを使えるような課題を探すのもありはありです。自分の得意だけを集めた課題を探すのです。

 

もし気づかずに初段以上の保持力がついているような状態があるのであれば、フットホールドが大きくて扱いやすい1級課題にトライしてみるともしかしたら…っていうこともありますが、基本は弱い輪を鍛えることをおすすめします。