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ボルダリングの世界に飛び込むあなたの背中をぽんと押したい

涼しげに沢登り!シャワークライミングをやってみた。

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ずぶ濡れでもクライミング

シャワークライミングとは?

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一言で言えば「沢登り」。ボートで川を下るラフティングや体一つで渓流を下るキャニオニングの逆です。特殊な装備で川を遡上するスポーツです。

 

シャワークライミングはラフティングやキャニオニングと比べてややマイナーなスポーツですが、夏場にはピッタリのアクティビティです。ボルダリングもやっているってだけあって「もしかしたら、シャワークライミングもバリバリできるんじゃね?」という安直な理由からシャワークライミングのツアーに参加しました。

 

実際、シャワークライミングってボルダリング要素もあるんですけど、思った以上にボルダリングやクライミング以外の要素も重要で身体能力や状況判断能力が試されるスポーツだとわかりました。

 

ときに凶暴な川の流れと戦うシャワークライミングについて今回は語っていきます。

 

シャワークライミングの装備とは?

シャワークライミングツアーに参加する場合、必要な装備は水着だけでOKです。ツアーの方でクライミングシューズやウェットスーツを用意してくれます。でもあまりダボダボな水着だとウェットスーツの中でしわになるので体にフィットする水着のほうが良いでしょう。

 

シャワークライミングのツアーの方で用意してくれる装備はこのような感じです。

  • ウェットスーツ
  • グローブ
  • ヘルメット
  • クライミングシューズ
  • ライフジャケット

シャワークライミング用のクライミングシューズはかなり特殊で普通のクライミングシューズのような作りをしていません。まず靴の裏側がフェルトのようなふわふわの素材になっています。苔などでヌメった岩肌を捕らえるようにできているようです。

 

あとは水に濡れた岩でもつかめるようにゴム製の手袋。万一落下した際、頭部を守るためのヘルメット。流されても沈まないようにするためのライフジャケットを装備します。ライフジャケットはモンベル製でした。

 

クライミングシューズといえば足のサイズより小さいサイズを選ぶのが定番ですが、シャワークライミングでは川まで歩くことがあるので普段履いているサイズのシューズサイズを選びましょう。

 

実際にシャワークライミングをやってみてわかったのですが、小さいホールドを捕らえることはあまりないので、歩きやすいサイズを選べばOKです。ただし大きすぎるサイズを選ぶと後々後悔しますのでジャストサイズを選びましょう。

 

前半はピクニック。後半は…

レンタルされたウェットスーツなどを装備するとポイントまで移動します。近くまでは車で移動するのですが、川に入るまでは歩いて行きます。基本的にインストラクターさんについていく形でアクティビティは進行してきます。

 

川についたら水に慣れるためにパシャパシャ水浴びをしたりして水温に体に慣れさせます。ラフティングと比べてかなり上流の方からシャワークライミングはスタートするので水温は非常に冷たいです。

 

もちろんクライミングシューズの中にも水が入ってくるのですが、大きめのシューズを履いちゃうと水が靴の中から抜けなくて鉄下駄を履いているように感じるのでシューズはジャストサイズにしましょう。

 

スタート直後の川のイメージ。

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スタート地点はまだまだ川の流れが穏やか(とは言え結構な水流)なので、まるで川の中をピクニックしているようです。ルートが川を横断するようにできているので何度か川を横切るんですが、水深も深くても膝丈くらいなので泳ぐようなシーンもありません。

 

「なんだよ、水辺ピクニックじゃんw」なんて思っていたのですが、30分ほど遡上していくと、川の表情が変わっていきます。歩きやすい平らな面は減り、激しさを増す水流。流れに足を取られるようなポイントも増えてきます。

 

中盤以降のイメージ。

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「まさか、あの水流の岩場は登らんでしょ…あっ、行くんだ。ふーん。」みたいなシーンが続々出てきます。

 

上流に行くに連れ木々も鬱蒼としてきて薄暗くなってきます。川の中からみる岩場はなかなか見る機会がなく、とても美しく見えます。中盤から終盤にかけて水浸になりながら登るので、かなりハードな運動になるのですが(息ができないポイントとかある)、同時に景色が原生林っぽくなってきて冒険感が増してきます。

 

クライミング要素は?

終盤に連れてクライミング要素が増えていきます。クライミング要素はあるのですが、それ以上に水流をどう回避してクライミングをするかっていう「疲れないクライミングルートを見つける」っていうことが重要だと感じました。

 

途中ボルダリング程度の岩を登ることもあるのですが、体感としては8級レベルの難易度で、どうってことはありません。ただし、ホールドすべてが濡れているので、全部スローパーのように扱わないとだめでした。

 

水流に対して体を横にして水の抵抗を最小限にしたり、水流が穏やかな場所を維持するっていうクライミング要素よりも「楽な体勢・ポジションを維持する」っていうことのほうが大事っぽいです。

 

途中あえてハードなルートを行ってみたりしたのですが、カチ持ちするようなホールドもなく、ボルダリングを普段やっている人ならホールドは全部ガバに感じるでしょう。その代わり、頭から水を浴びながら登るので、ホールドも手探りで見つける必要はありましたが。

 

シャワークライミングならではの体験

シャワークライミングのツアーによってはあるポイントまで登ってから、帰りは下るっていうツアーだったり、最高点まで登って後は車で下ってくるっていうツアーだったりがあります。

 

私が参加したツアーは登って下るっていうルートだったのですが、下りでは流れに体を任せて、ウォータースライダーのようなポイントがあったりして天然水を鼻から堪能しました。

 

他にも登った岩の上から滝壺にダイブしたりとシャワークライミングならではの体験をすることができました。滝壺ダイブはそこまで高所からは飛び込みませんので高所恐怖症の人も安心です。イメージとしては品川ロッキーの一番高いところから飛び降りるのと同じ感覚です。

 

夏場のクライミングにいかが?

夏場だと岩が夜と昼の温度差でジメってボルダリングがやりにくいときもありますよね。夏だと虫とか草とかが邪魔だったりしますし。

 

そう言ったときはシャワークライミングに繰り出してみるのはいかがでしょうか?場所が行える場所が限られるのが気軽にできるところじゃないですけど、ずぶ濡れになりながらクライミングをするってのも夏らしいいい経験ができました。

 

私が体験したのは甲信越のシャワークライミングだったんですが、北海道を除く全国でシャワークライミングの岩場はあるようです。暑くてクライミングがする気がおきない…って人は、シャワークライミングを体験してみるのはいかがでしょうか?

 

きっと涼しげで非日常感を楽しむことができますよ。