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【kilter】こんなホールドの形見たことない!複雑シェイプのホールドメーカー

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ただのガバホールドでも複雑シェイプです。

kilterの特徴!

今回紹介するのは”kilter(キルター)”というホールドメーカー。直線的なロゴがかっこよくてTシャツなんかにもなっています。そんなkilterのホールドはロゴの直線的な形とは全く異なり、非常にぐにゃぐにゃした有機的な形をしています。

Simpl.やflatholdのような直線的で未来的なホールドとは180度真逆を行くこのkilterは事前の岩を再現した形や波打ったような形のホールドを作っています。まるで内臓のようなSo iLLのような形をしたホールドを作っていたり、自然の岩にはないようなスローパーのボリューム(ハリボテ)も作っていたりします。

つるつるした表面とザラザラした表面を併せ持ったデュアルテクスチャのホールドを作っていたりと最新技術を惜しみなく取り揃えているのに、flatholdよりお手頃な価格がジムオーナーにも嬉しいホールドになっています。その分重たい作りになっていますが…

 

グニャグニャオーガニックなジャグホールド!

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Image:KILTER EUROPE - SANDSTONE XL 6 - OVER JUGS - KX059

ただのジャグホールド(ガバ)なのにこの造形!まるで自然の岩が雨や風などに侵食されたような形をしています。この波々の表面に親指を効かせることによってピンチっぽく持てたり、フットホールドの僅かな足がかりにすることができるという奥深さを持ったホールドになっています。その分ガバホールドにしては少々お高めです。

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Image:Kilter Europe - Sandstone M 1 - Crimps - KX050 – Setter Closet

やや小型のホールドですが、やっぱりグネグネした表面は変わりありません。小さめのホールドでもこのような表面加工をできるのは技術力の高さを物語っていますね。ガバホールドにしては少々小さめなので易しめのフットホールドに使われていたりします。

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Image:Sandstone Medium 07 - Edges and Incuts - K138 – Setter Closet

グニャグニャガバホールドにしては辛めのカチっぽいホールドです。それでもわずかにえぐれた波目に親指を沿わすと不思議と持てるホールドです。

 

自然にはないほどのなめらかなボリューム

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Image:Winter Kaiju Roof Sloper 2 - K068-2 – Setter Closet

グニャグニャホールドを作っていると思いきや、kilterはクライマー殺しのすべすべホールドを作っています。その代表がこのスローパーボリューム。ボリュームの奥の奥を捉えなければズルズルとスリップしてしまうボリュームに仕上がっています。

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Image:Noah Kaiju Roof Sloper 1 - K053-1 – Setter Closet

狙うはここ一点!というくらいの狙いを絞らせたこのボリューム。特に強傾斜ではこのピンポイントを叩けるかが核心になりがちです。手首を強く曲げながらてっぺんのくぼみを探すのであればTFCC靭帯をやられる危険なボリュームでもあります。 

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Image:Noah Kaiju Hueco 12 - K066-3 – Setter Closet

でっかい矢印のような形をしたこのボリューム。持ちどころがなさそうな形をしていますが、実は一番デレがちなボリュームだったりもします。矢印のえぐれた部分が非常に持ちやすく、kilterの良心がここに詰まっているようにも感じます。

 

デュアルテクスチャのドデカボリューム!

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Image:Sandstone Kaiju Huecos 4-6 Dual Tex - K161 DT – Setter Closet

kilterの技術の粋を詰め込んだのこのボリューム。丸っこいスローパーの形にツルツルの表面加工とザラザラの表面を同居させたのがこのボリュームです。しかもkilterお得意のグニャグニャの表面だって持っています。複雑そうな造形に反してランジの着地点に使われていたりするほど持ちは良いボリュームになっています。

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Image:Screw on footholds

上記のボリュームによく似ていますが、こちらはピンポイントでの叩きが要求されるポケットタイプのボリュームです。持てる場所以外は相変わらずのツルツルの表面加工になっているので、適当にランジやデッドでつかもうとすると必ず落下する仕様となっています。

 

ムーンボードにも使えそうなホールド

kilterのホールドの特徴としてもう一つ言えるのがLED内臓のホールドです。この様に使うべきホールドを光らせることができるのです。

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今までにボルト部分を光らせる追加パーツはあったものの、ホールド自体が光るのはなかなか珍しいのではないでしょうか。世界共通のクライマーのレベルを評価するムーンボードにも使用できたらとてもわかり易くて便利ですよね。

kilterのホールドは大き目のホールドが多く、小さめのジムではなかなか目にすることはできませんが、ウネウネと複雑なホールドはkilterの可能性が高いです。ぜひそのグニャグニャのホールドの持ちの良さをチェックしてみてください!