ボルダリングに興味はあるけど、ジムってどういうところなの?どういう手続きをするの?と初心者の頃に思っていました。
今までに両手で数えきれないくらいジムを開拓してきましたが、大体の流れは一緒です。
そこで、ボルダリングジムに初めて行った場合の流れを紹介していきます。
まずは会員登録?ゲスト?
もしボルダリングをするのが初めてなら、受付で「ボルダリング初めてやるんですけど…」と伝えましょう。
そうすると、2つのプランを提示されることがあります。
会員登録するプラン
そのジムに会員登録して、会員証を発行してもらうパターンです。
この場合、ジム利用料にプラスして会員登録料を支払う必要があります。
大体ジム利用料が2000円前後、登録料が1500円ほどで、合計支払額は3500円くらいです。
ジムによっては初回登録の人向けにレンタルシューズ代がサービスされるところもあります。
このパターンはそのジムに何度も通う可能性があるのであれば、会員登録したほうが良いでしょう。
次回はジム利用料だけ支払うことでボルダリングを楽しむことができます。
ゲストととして利用するプラン
こちらの場合はそのジムに会員登録せずに、ゲストとしてジムを利用するパターンです。
この場合は登録料がかからない代わりに、ジム利用料が若干高く設定されます。
ジム利用料は会員登録する場合と比べ、500円〜1000円ほど高いですが会員登録して登るより安く上がります。
合計支払額は3000円前後です。
このパターンでもレンタルシューズ代やチョーク代がサービスされることがあります。
お試しでボルダリングをやってみたいという人や旅先でボルダリングをしたいという人におすすめです。
注意点ですが、すべてのボルダリングジムにゲストプランがあるわけではないので、事前にHPなどで確認しておきましょう。
誓約書にサイン
会員登録するにせよ、ゲストとして利用するにせよ誓約書にサインをします。
これは超ざっくりいうと「ジムでは自己責任でクライミングして、落っこちて怪我しても文句は言わないよ」というものです。
(※お店によって要件が異なることもあるのでわからない所があればちゃんと聞きましょう)
サインしないとボルダリングできないにせよ、一度は目を通しましょう。
また、なにかあった時の緊急連絡先や現住所を書くジムもあります。
更衣室で着替えて貴重品をロッカーへ
ジムによっては大きな更衣室があったり、ロッカールームがあったりまちまちですが、誓約書にサインをしたらボルダリング用の服装に着替えます。
持って来た荷物を全部まとめて収納できる大きなロッカーを備えたジムと、貴重品以外はオープンラックに収納して貴重品のみ小さなロッカーに収納するジムの2つがあります。
講習を受けてボルダリングスタート!
着替えて荷物をロッカーに収納したら、ジムスタッフの方に準備できたことを伝えましょう。
もしボルダリング自体が初めての方はボルダリングとそのジムの説明を受けます。
ボルダリング経験者でもそのジムのルールがあったりしますので初めてのジムではスタッフの方に確認したほうがいいでしょう。
講習はだいたい10分くらいです。
ボルダリングのルールと書きましたが、そんなに難しいことではありません。
スタートホールドを両手で掴んでスタートし、指定されたホールドだけを使ってゴールホールドまでたどり着き、両手で掴めば完登です。
また、そのジムのグレード表についても説明を受けるでしょう。
9級はピンク色のテープだよ。とか、7級は茶色です。といった具合です。
実際に登ってみよう
講習が終われば、後は自由に登ってOKです。
講習の際に言われたルール、注意点に気をつけながらボルダリングを楽しみましょう。
あまり連続で登ってしまうと1時間もせずに腕がパンパンになって(パンプすると言います)登れなくなってしまうので、せめて2〜3分はインターバルを開けながら登りましょう。
もしボルダリングが初めての方なら初日で目指すグレードは7級くらいでしょう。
7級が2,3個できたらもう腕はパンプしているはずです。
ボルダリングのグレードは一番やさしい10級からありますが、大体のジムでは10〜8級はひとまとめにされています。
ですので級が分かれてくるのが、二番目にやさしい7級からです。
初日で6級を登れる人も少ないながらもいます。
何かスポーツをやっていたのであればまだ可能性はあるでしょうが、普段運動しない人が6級をやろうとしてもスイスイと登ることはできません。
初日で5級が登れるような人はかなりすごいです。
ちなみに5級は初心者の壁です。
10人いたら1人か2人くらいしか登れないのでしょうか。
私が見た中で初日で5級を登るような人はバリバリの体育会系か消防士や自衛隊の方でした。
登り疲れたら帰りましょう
初心者の方だと1時間〜2時間ほどやっているともう一番やさしい級も登れなくなっていまいます。
普段壁を登るような生活をしていないのでしょうがありませんね。
無理して長い時間登っていても怪我のもとなので余力がある内に帰りましょう。
帰るとき、「ぎりぎりできなかった課題を残しておく」というのがボルダリングを続けるコツです。
「この課題、元気な時だったらできたのに!」という気持ちを持てるようになるのが重要です。
そういう気持ちこそが、またボルダリングジムに行こうとするモチベーションに繋がるのですから。
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