ボルダリングに挑戦するあなたの背中をポンと押したい。

2018年3月3日にオープン!曙橋ロッキーに行ってきました

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すべてがピカピカ。すべてがザラザラ。

アクセス

都営新宿線の曙橋から徒歩5分程度。A1出口から出て正面やや左に見えるゆるい坂を登りきったところに曙橋ロッキー、通称宿ロキはあります。

ジムへの目印はファミリーマート市谷台町店。このファミマでドリンクや補給食を購入しておきましょう。曙橋ロッキーへはファミマを通り過ぎない方の角を曲がりましょう。ファミマを通り過ぎて曲がってしまうとジム入り口にたどり着けません。

 

頑張れば市ヶ谷や四ッ谷からでも歩けます。帰りは市ヶ谷まで歩いて帰りました。約20分でした。新宿からもすごく頑張れば歩けるかも。

 

ジム外観

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宿ロキは住宅街の地下にあります。それゆえジムの近くまで来ても「本当にここにジムが…?」と首を傾げてしまうほど。ジム外観もシンプル。自動ドアとエントランス横に自転車が止められるようになっています。

 

思いっきり住宅地のど真ん中にあるジムなので、初めて行くときはちょっと迷うかもしれません。私が行った時はジムの上の階の人が布団を干していました。それくらい住宅地に溶け込んでいます。

 

ジム内観

自動ドアをくぐって見るとたくさんのお花が飾ってありました。開店したてですもんね。La Sportivaの日本法人のお花もありました。黄色一色。確かにLa Sportivaって黄色ってイメージ。

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お店のエントラスには靴入れがあるので空きがある時はここに入れるようです。靴入れがいっぱいの時はロッカーにも入れられるようになっていました。ロッカールームはこんな感じでした。品ロキよりロッカーは小さめ。

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クライミングエリア

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まず店内がすごく明るい!地下なのに!きれいなのは新しいからってのもあるんでしょうけど、宿ロキのクライミングウォールがツヤツヤなのも店内が明るく見える一因なのかも。

 

クライミングウォールはツヤツヤですがフリクションはあります。ゴムとガラスがグリップするような感覚。流石に秋パンほどのフリクションはありませんがクライミングには十分です。

 

そんなクライミングエリアですが、一番の目玉がこのMONSTER壁と呼ばれる強傾斜で高さのある壁。

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高さは約5メートル、登攀距離は7メートルを超えるそうです。真っ先にこの壁を試したんですが、壁が高すぎてオブザベーションするだけで首が疲れてしまいます。なにげに照明にも気合が入ってます。

 

クライムダウンせずにゴールから落っこちると絶対ぐえっ!ってなるやつ。ホールドの大きさから大体の高さやデカさがわかるかもですが、上まで登ってみると普通に怖いです。久々にボルダリングジムで恐怖を覚えました。

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MONSTER壁の横っ側にもクライミングウォールが用意されています。完全フラットの垂壁です。側面でこの広さ…MONSTER壁デカすぎ!

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次にロッキー系列おなじみ(?)の丸っこい壁のラウンド壁。高さは3.6メートル。品ロキのような完全球体ではなく、俵みたいなタイヤみたいな形になっています。右から見たらこんなふう。

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左側は側面の傾斜が若干ゆるくなっています。ここの3級課題は面白くて使われているホールドが高価なのでおすすめ。ラウンド壁の更に右側にはスラブが用意されています。

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次はフラット3兄弟。スラブ・緩傾斜・傾斜壁が3つ並んでいます。まずはスラブ壁。

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緩傾斜と傾斜壁を一気にどどん!緩傾斜はイマイチ傾斜感がわからないですよね…写真スキルの低さよ…

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この写真、傾斜…してる…?※実物を見たら110度くらいの傾斜です。

 

最後に傾斜壁。130度くらいの傾斜。

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このフラット3兄弟の壁はそれぞれの傾斜がスムーズに接続されていて、登っている内に傾斜が変わる課題も用意されています。総合力バチバチに問われちゃいますよ!

 

あとビギナー壁。エントランスのすぐ近く。更衣室の目の前にあります。癒やしスポット。

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最後に謎壁。色的にこっちがMONSTER壁かな?って思っちゃいました。ホールドが一色で統一されていて超かっこいい!が、課題テープなし。アップ用?創作課題用なのでしょうか?

※追記:課題のファイルが作成されていました。4級(オレンジ)からのファイルが準備されています。

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グレード感やホールドについて

5級から2級を中心に触ったのですが、結構辛め?「?」がついているのは宿ロキが初めてで慣れてないからかもっていう理由です。一緒にセッションしたクライマーさんは「明らか辛い!絶対辛い!」っておっしゃってました。

 

たしかに4級くらいまでは普通なんですけど、3級くらいから急に辛さが増してくる感じ。スタートできない2級とかは普通にありました。初心者が来ちゃうと心がくじけちゃうかも。

 

難しく感じちゃう要因として傾斜をまたぐ課題が多いからかもしれません。宿ロキは贅沢にも色んな傾斜の壁があるんですけど、これまた贅沢にそれぞれの傾斜をスムーズにつなげているんですよね。

 

だから傾斜をまたぐ課題が多くて、傾斜の変化に対応できなくて落っこちちゃうみたいな。ルートセッターさんはいつものロッキーの皆さんなんでそこまで差はないかも…でもちょっと辛めにセットしてたり?

 

使われているホールドは超豪華!超豪華!しかも新品!クライミングウォールの写真で大体わかるかもしれませんが、Flathold360holdsimpl.なんかの超有名ホールドメーカーが多かったです。他にもCheetabloczとかもありました。クロスカタナのエンブレムみたいなロゴのホールドがあったんですが、メーカー名まではわからず…

 

とにかく豪華。新品。ホールド代だけでも「えーと、この課題は大体…うん、20万はする…」なんて課題もあったり。フリクションもザリザリ。ちょっと擦れただけなのに指皮をゴッソリ持って行かれました。シャツにもザリザリ擦れて引っかかります。

 

その他設備

自販機はあります。品ロキと同じような品揃え。モンキーマジックと提携しているようです。

 

トイレはクライミングエリアには無くて、階段で1階へ登る必要があります。男女1つずつあります。足洗い場は無くて手洗い場しかありません。こちらもトイレの横にあります。

 

そして一番残念!キャンパボードがない!せっかく強くなれそうなジムなのにもったいない!登れる課題が無くなった最後に追い込むか…ってキャンパボードがあればもっと良くなるって感じました。もしかしたら今後設置されるのかも?。今後に期待!

 

次にブラシ。こちらも現在調達中なのかもしれませんが、高い所にあるホールドを磨くための柄の長いブラシしかありません。しばらくはブラシを持参したほうが良いかもしれません。

※追記:丈の短いブラシも準備されていました!

 

最後に喫煙所。なぜかジム内にあります。いや、いらんやろ!謎壁の左側にあります。喫煙者にはうれしいかもですが、タバコを吸わない人にはうれしくないですよね…

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幸い私がいた時にはタバコを吸う人はいなかったのですが、天井が空いているので、煙が漂ってこないか心配です。

 

私としてはボルダリングジムって健康になるため、健康を維持するためのものでもあると思っているので、個人的に喫煙所をぶっ潰してキャンパボードでも設置してほしいものです。

 

他にも品ロキと比べて椅子がちょっと少なめで、長めのレストの時は椅子取り合戦になっちゃうかもしれません。

※追記:3月12日に訪問したら椅子が大量に設置されていました!

 

リピートしたいジム

グレード感は他のロッキー系列店とそこまで乖離していなくてもちょい辛めのセットとハードな壁でした。もしボルダリング経験者を連れて行くなら宿ロキだなって思います。

 

逆にボルダリング初めての人を連れて行くなら品ロキかな。宿ロキにもレンタルシューズはあるのですが、私がいた時はレンタル率0%でした。

 

ネガティブな部分も書きましたけど、なんといっても開店したてですもんね。これからどんな風にジムが育っていくのか、どんな色を見せてくれるのか楽しみです。オープンしてすぐなのにスタッフさんたちも笑顔で対応してくれて、いい感じでした。ジムの説明も丁寧にしてくれました。

 

スタッフさんはお客さんが少ない時は壁を布巾で汚れを掃除されていました。オープンから48時間も経過していないというのに!これってなにげにスゴいことじゃないですか?!だってまだピカピカなのに!そういう状態を維持しようとする姿勢ってこのジムがきっと良いジムになるんだろうなぁ…ってボルダリング関係ない所でおもっちゃいました。

 

他にもちょっとほつれたテープをすぐ交換したりと、女性スタッフが多いからなのでしょうか、きめ細かいメンテをされていました。

 

(あっインスタで見たスタッフさんだ)って思ってお話を伺ったのですが、宿ロキも月1回のホールド換えを予定しているそうです。インスタで見るよりずっと小柄で華奢なスタッフの方でした(失礼しました…)。

 

これからどんな風にジムが育っていくのか楽しみな曙橋ロッキー。初心者の人にはちょっと苦しいかもしれませんが、ビギナー壁も用意されています。経験者にとってはバリバリ登れる環境が整っているこのジム。

 

山手線のど真ん中というアクセスの良さもありますので、ぜひ今度行ってみてはどうでしょうか!?

 

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