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2019ボルダリングワールドカップ|男女トップ3クライマーのシューズまとめ

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ゴールまで達していないのに優勝を確信した選手がいるらしい。

2019ボルダリングワールドカップ

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2019年のボルダリングワールドカップが4月5日・6日にマイリンゲンにて開催されました。上位10位中日本人が7人という日本人の強さが遺憾なく発揮された大会となりました。

ですが優勝を飾ったのはシャウトがうるさいで有名なアダム・オンドラ。彼は外岩専門クライマーのような印象があり、あまりこういった大会に出場するイメージはなかったのですが、彼の強さは凄まじいものでした。国際大会のボルダリングの優勝は2014年以来の5年ぶりということでした。

1位 アダム・オンドラ

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Image:IFSC Climbing World Cup Meiringen 2019 - Bouldering Finals - YouTube

メインシューズはフューチュラでしたが、課題によっては右足をソリューションに履き替えていたアダム・オンドラ選手。彼は過去の大会でも履いているシューズとは別に予備シューズを持っていく珍しいスタイルの選手でした。決勝課題ではソリューションを履いていました。

今回も課題によってシューズを履き替えていく作戦で見事に優勝を飾りました。

 

2位 楢崎 智亜

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Image:IFSC Climbing World Cup Meiringen 2019 - Bouldering Finals - YouTube

常に上位に食い込むもなかなか優勝に手が届かない楢崎選手。ここのところ優勝から縁遠いので、この2位は悔しいことでしょう。奇しくも昨年のモスクワでのボルダリングワールドカップ以来、クライミングの大会で1位は一度もありません。

 

3位 杉本 怜

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Image:IFSC Climbing World Cup Meiringen 2019 - Bouldering Finals - YouTube

楢崎選手同様、なかなか表彰台の真ん中に嫌われている杉本選手。昨年のベイルでのボルダリングワールドカップで優勝を飾っていて優勝候補だけあって、この3位は悔しいことでしょう。

 

1位 ヤンヤ・ガンブレット

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Image:IFSC Climbing World Cup Meiringen 2019 - Bouldering Finals - YouTube

天使耐えが有名なヤンヤ選手。ヤーニャとも言われています。ここ最近乗りに乗っています。スピードを除く過去10大会でボルダリングとリードでの優勝回数は7回という冗談みたいな成績を残しています。優勝を逃した3大会でも全て2位という化け物じみた成績です。

 

2位 野口 啓代

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Image:IFSC Climbing World Cup Meiringen 2019 - Bouldering Finals - YouTube

日本のクライミング界の女王といえば彼女をおいて他にはいないでしょう。背中の筋肉がすごいことになっています。もともとソリューション使いだった彼女も今やスクワマに落ち着いたようです。東京五輪の女子代表の2席のうち1席の予約は済んだようなものかもしれません。

 

3位 ショウナ・コクシー

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Image:IFSC Climbing World Cup Meiringen 2019 - Bouldering Finals - YouTube

ボルダリング課題でも必ずチョークバッグを腰につけるショウナ選手。彼女の使用シューズはなんと5.10のアナサジ。アナサジは初心者にもおすすめされるシューズです。そんなシューズを用いてワールドカップで戦うなんてクライマーの実力はシューズで決まらないということを証明してくれました。

 

鍵となった課題

今回は非常に珍しいタイプの課題が設定されました。それが男子決勝課題です。この課題ではジャミングを行うようなホールドの設置がされました。Cheetaのボリュームを接近させて配置し、クラックを再現したのです。

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Image:IFSC Climbing World Cup Meiringen 2019 - Bouldering Finals - YouTube

やや傾斜がある壁とボリュームをふんだんに取り入れて複雑な壁面を演出しています。パッと見ただけだと全くムーブが読めませんよね。中央上のひし形のボリュームの右側にジャミングを利かす課題となっていました。 

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Image:IFSC Climbing World Cup Meiringen 2019 - Bouldering Finals - YouTube

本来なら指を曲げて保持するはずが人差し指が伸びていてジャミングを決めているのがよくわかります。こういった外岩っぽい課題が今回優勝者のアダム・オンドラ選手にピッタリ来たのかもしれません。優勝インタビューでも「オブザベーション中にクラックがあると思ったよ」と答えています。そして堂々の一撃。外岩の経験が生きたのかもしれませんね
 

ボルダリングワールドカップ2019を振り返って

日本人クライマーが男女合計で3人も入賞したボルダリングワールドカップですが、残念ながら優勝者は出ませんでした。ここで俄然面白くなってきたのが東京オリンピックの代表は誰になるのかってことです。

東京オリンピックでは男女それぞれ2人の代表枠が設けられています。男性なら楢崎智亜選手と誰か、女性なら野口啓代選手と野中生萌選手といったところでしょうか。今年一年は代表選手の選考が盛り上がりそうです。

次のボルダリングワールドカップは2019年4月26日の重慶です。今回日本人の優勝がなかっただけに、次の大会で優勝を飾る日本人が出てきたら代表選考で一気に有利になるのではないでしょうか。

トップ画像はIFSC Climbing World Cup Meiringen 2019 - Bouldering Finals - YouTubeより引用