基本は粉チョーク。お好みでブロックとチャンクを…
チョークバッグにあれもこれも入れよう!
チョークバッグといえばボルダリングで欠かせないチョークを入れておくバッグ。
おすすめチョークバッグはこちらの記事からどうぞ。
内生地がふわふわのフリース素材でできていることが多いです。そのほうが手に付きやすいためです。
効率よくチョークアップしたり、入念にチョークを手や指に付けたいって時は粉チョークだけだと少し不便です。
チョークバッグの中に今回紹介するものを入れておけば、チョークアップがすごく楽になりますよ。
チョークボール
一番ベーシックなオプションがこれ。チョークボールです。
チョークが入っている巾着袋のようなものです。わたしも最初の頃は使っていました。
チョークボールを石鹸のように手のひらを使ってゴシゴシするとチョークがよく付きます。
他にも指先でつまむようにすると指先だけ重点的にチョークアップできます。
チョークボールは使っているうちに中身のチョークが抜けていくので、チョークボールがしぼんできたらチョークを詰め直す必要があります。
ブロックチョーク
石鹸のような塊になっているチョークをブロックチョークといいます。四角に整形されているので見た目も石鹸そっくりです。
使い方も石鹸と同じ。手にゴシゴシとこすりつけるのですが、チョークボールに比べてチョークがしっかりと付きます。
もちろん、チョークボールをゴシゴシし続けるとたくさんチョークアップできるのですが、ブロックチョークはチョークそのものを触っていますので、付着量が多くなっています。
難点は簡単に割れたり砕けたりするところです。
腰つけ型のチョークバッグに入れていたりするとあっという間に粉々になってしまいます。
チャンクチョーク
ブロックチョークの成れの果て…というわけではありません。
小石や砂利くらいの塊になっているチョークのことをチャンクチョークといいます。
粉チョークよりチョークアップしにくく感じるのですが、わたしはこのチャンクチョークを指先のチョークアップのときに使っています。
砂利くらいのチャンクを見つけて指先で潰すのです。
そうすると指紋の溝にもチョークが詰まるので、コレ以上ないってくらいのチョークアップができます。
薄いホールドやカチ持ちのホールドがある時は、チャンクを潰してチョークアップして登るとよく保持れますし、指皮の保護にもなります。
おすすめは粉+ブロックチョーク
わたしはボルダリングを始めたころは粉チョークとチョークボールを使っていたのですが、チョークボールの手入れがめんどくさくなり、途中から使わなくなりました。
特にたくさん登る人はあっという間にチョークボールがしぼんでしまいますし、チョークボールの素材もだんだんと傷んできます。
そんなときにクライミングの先輩から教えてもらったのがブロックチョークでした。
価格も高くても500円位と求めやすく、割れたら割れたでチャンクチョークとして利用できます。
チョークアップのしやすさもブロックチョークはやりやすいので、最初は粉チョークとブロックチョークをチョークバッグに入れておくことをおすすめします。
チャンクチョークでもいいのですが、粉チョークのほうが選択肢が多いので、好みを試すという意味でも最初は粉をおすすめします。
わたしはいろいろ試行錯誤して、チャンクチョークとブロックチョークという組み合わせに落ち着きました。気分によって粉を足したりしていますが。
わたしのチョークバッグの中身はこんな感じです。
チャンクチョークを砕いてできたチョークってなんだか新鮮な感じがするので好きなのもあります。
ただし、チョークバッグの中が小石や砂利だらけになったようで、ややチョークアップがしにくくなりました。
チョークバッグに粉チョークを入れるだけでも十分使えますが、入念にチョークアップをしたいのならば、ぜひブロックチョークやチョークボールを入れてみてください。
きっとチョークアップが楽にしっかりできるようになりますよ。
もちろん、ボルダリングなら大きめのチョークバッグのほうが圧倒的におすすめですよ。