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ボルダリングの2級はなぜ難しいのか?2級の課題が難しく感じるその理由と対策

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下位グレードの練習は上位グレードの練習にはならない。

やけに難しい2級

ボルダリングを初めて早ければ1年くらいで挑戦し始める2級課題。

初めてクリアした2級課題を今でも覚えているくらい、苦労した思い出があります。

 

わたしの周りのクライマー仲間に聞いてみても「4級→3級課題よりも3級→2級課題のほうがギャップを感じた」という人が多いです。

わたしもそのとおりでした。2級課題はなんだか2段階くらい難しく感じるのです。

 

どうして2級課題がそんなに難しく感じるのか、そしてその2級課題とまともに戦えるようになる方法を紹介していきます。

段級グレードの罠

日本で広く採用されているのが段級グレードです。

一方で、世界的に採用されているのがVグレードやフレンチグレードです。

以前にグレード比較を紹介した記事での比較表がこちらです。2級の部分に注目してください。

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Vグレードでもフレンチグレードでも2級のところにV4とV5、6b+と6cが混在しているのがわかるかと思います。

これは段級グレードの分類の単位がやや大きいというところがあるからなのですが、2級課題の半分は海外では実質一つ上のグレードとなっているのです。

同じことが3級でも言えますが、4級〜1級までが海外とのグレードの難易度の差が食い違う部分なのです。

 

ちなみに二段以上は+やーをつけて区別する場合があり、Vグレードやフレンチグレードにグレード感を近づけています。

2級課題との戦い方

2級課題ができなくて、3級課題をたくさんやっていたときに、先輩クライマーにアドバイスを請うたのですが、そのアドバイスが強烈に効きました。

「3級課題をいくらやっても2級課題の練習にはならない」

というものでした。

 

実際そのとおりで、3級課題をたくさんやっても2級課題ができるようになったか?と言われたら、たしかに疑問でした。

3級課題をいくらやっても2級課題ができるようにはならず、3級課題はそこそこ登れるも、2級課題には歯が立たないことが多かったのです。

 

では2級課題の練習はどうすればいいのか?と聴くと、

「ジムにある1級と初段の課題をスタートだけでもいいから全部触ってこい」

というものでした。

登れなくてもいい、スタートできなくてもいい、いろいろなホールドと距離感や新しい体勢を学べばきっと2級の練習になるとのこと。

しかも運良くスタートができたらグレードのジャンプアップのチャンスですからね。

 

実際にやってみるとボッコボコにされるのですが、2級で苦労してるんだから当たり前じゃん!という気楽さがあります。

できないというグレードもとにかくチャレンジしてみろというアドバイスは脳筋感はありましたが、新しい刺激としては強烈なものがありました。

2級課題を落とすために

3級課題ばかりやっていても、2級攻略の有効打にはなりにくいです。

できるグレードばかりやっていても、それ以上のグレードの練習にはならないのです。

そのためには、できないとわかっているような高グレードの課題をとりあえず触ってみることは有効です。

 

3級課題に取り組むトレーニングを否定するつもりは微塵もありませんが、2級はできないから、とりあえず3級をやるっていう課題の選び方は伸び悩みます。

わたしも同じ考え方で、1年くらいはずっと3級クライマーでした。

 

2級課題はグレード感の食い違いで、海外のグレートと比べて若干難目の課題が混じっているということと、3級課題をたくさんやっても2級課題ができるようになるとは限らないということを覚えておけば、きっと役に立つでしょう。