ボルダリングで何より楽しいのが自分の最高グレードを更新した時。
日本では段級グレードが普及していますが、海外ではVグレードやフレンチグレードがメジャーです。今回はそんなグレードの比較表を紹介していきます!
グレード比較表
各グレードの詳しい解説と攻略方法は下記の記事を是非参考にしてみてください!
比較表の見方
いきなりグレード比較表を乗っけてしまったので見方を紹介していきますね。とはいっても単純ですが…
見てみるとわかると思うのですが、日本の段級グレードって区分が結構幅があります。
たとえば、1級ってVグレードだとV5とV6に分かれていますよね。
他にも初段はVグレードだとV7ですが、フレンチグレードだと7a+と7bに分かれています。
段級グレードにはこういう幅があるので人によっては「強めの3級」とか「弱めの二段」とか言ったりします。
これってVグレードやフレンチグレードだと細分化されているので、
「強めの3級」→V4 or 6b
「弱めの二段」→V8 or 7b+
と表現できるわけですね。
Vグレードとか見たこと無いんだけど!
日本では段級グレードが定着してしまっているので、その他のグレードを知る機会も少ないですよね。
かく言う私もジムのグレード表にフレンチグレードが併記されているジムは数店舗しか知りません。
段級グレードの横にVグレードが併記されているジムもありますが、まだまだ少ないです。
Vグレードはアメリカで普及しているグレードで、フレンチグレードはその名の通りフランスで普及しているグレードです。
他にも国によってグレード表現が異なる国々もあるそうですが、Vグレードを覚えておけばひとまずはOKでしょう!
最低限、自分の最高グレードをVグレードで覚えよう!
基本的にYoutubeなんかに上がっているボルダリング動画のグレードはVグレードで表記されています。
自分の最高グレードをVグレードで覚えておけば、その動画の凄さを想像することができます。
3級クライマーならV3かV4。初段クライマーならV7って感じですね。
そういうわけで自分のグレードを他のグレードで覚えておくと色々便利ですので、自分のグレードを探してみてください!
補足:V16とかV17とか
以前の記事でV16課題の幾つかを紹介しました。
世界でもV16課題を登れるクライマーは本当に指折りです。
最近V17課題が提唱されたのですが、段級グレードやフレンチグレードに該当するグレードが見つかりませんでした。
小山田大氏はV16課題を六段-とされているので、V17は六段+や六段とするべきかもしれません。
フレンチグレードに至っては8c+以上の定義が見つけられませんでした。
今後V17が七段ではなく六段+になるかもしれませんし、9aではなくなるかもしれませんが、上記の表では七段と9aとしておきました。