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賃貸でも大丈夫!壁に傷をつけずにトレーニングボードを取り付ける方法 〜ディアウォール編〜

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前の記事ではドアフレームにトレーニングボードを取り付ける方法を紹介しました。今回はドアフレームではなく、実際に柱を立ててトレーニングボードを取り付ける方法を紹介していきます。
こちらの設置方法は場所に制限がないため、お部屋の好きなところにトレーニングボードを設置できます。

フィンガーボードは選んだか?!

まずはこれがないと始まりません。
こちらの記事でおすすめを紹介しているのでお好きなボードを買ってから取り付けに進んでください。

www.poznen.net

さぁ、トレーニングボードは選びましたか?
では早速設置にとりかかりましょう。

※この記事に書かれていることを試して怪我をしたり、ものが壊れたりしても当ブログは一切の責任を負いかねます。全て自己責任の範囲で実施するようお願い致します。

準備するもの

このタイプは穴を開けられる柱を立て、その柱にボードを取り付けるという方法です。
2x4(ツーバイフォー)材の木材を買ってきてディアウォールという便利グッズをつかって柱を作ります。

まずは下記のものを準備してください。

トレーニングボード

これがないと始まりませんね。
どれを選べばいいかわからない人はこちらの記事を参考にしてみてください。

www.poznen.net

トレーニングボードを取り付ける板&ネジ

壁に穴を開けないための板です。実際にはこの板にボードを取り付けます。
30mmくらいの厚めの板を選びましょう。
強度を求める目的もありますが、ボードのネジは結構長いので板が薄いと貫通して壁を傷つけてしまいます。
私が購入した木ねじはこちら。4.2mm径の65mm長のものです。

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ディアウォール(2セット)

これが今回の核心!2つ買いましょう。

2x4材(2セット)

これがトレーニングボードを取り付ける柱となります。
まず2x4材を買いに行く前に設置場所の天井までの高さを調べておきましょう。
ホームセンターなどの木材コーナーに行って天井までの高さ-40mmの長さに切ってもらいましょう。
この時、2x4材はできるだけ反りが少ないものを選びましょう。

あったら便利なもの

電動ドライバーや錐があればなお良いでしょう。
またトレーニングボードを取り付けたり、2x4材に板を取り付ける時などは結構な重労働なので、複数人いればなお良しです。

柱を立てる場所を選びましょう!

設置場所はどこでも構いません。
お部屋の片隅でも強度が心配で設置できなかったドアフレームの上でも構いません。

設置方法に関してはこの動画に詳しいです。


youtu.be

サムネイル画像ですでに丈夫なことが伺え知れますね!
普通に柱を立てただけだと横にカタカタと揺れることもあるので、厚紙などをディアウォールと木材の間に挟みましょう。

柱を立てるとこんな感じで非常に安定しています。

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柱と板の固定方法ですが、私はこの写真のようにトレーニングボードを止めているのと同じ木ねじを使って板と柱を連結させました。

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錐で下穴を開けておいたとは言えかなりの重労働です。
電動ドリルや誰か手伝ってくれる人がいるとずっと楽になると思います。

完成図です。

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なかなかにごつい仕上がりになりました。
しかしその分、この方法で設置したトレーニングボードには安心感がありました。
肉厚な柱2本でボードを支えているので安定感があります。
また、柱の下部にネジ止めのホールドを使えばフットホールドもつけることが出来ます。

メリットは家のどこにでも設置できることですね。
そんなことやるような人はいないとは思いますが、お部屋のど真ん中にでも設置することができます。
また、ドアフレーム設置型より安心感があります。

デメリットは設置作業が大変というところです。ですが設置の一度きりです。
柱の面積だけ部屋が狭くなりますが、微々たるものですし懸垂ラックを置くよりはるかに省スペースです。

また、縦方向の動きには強いものの横方向の動きには弱いです。
激しくキャンパをしたり、大きく反動を使った懸垂などでは5mmほど柱が手前に動きヒヤリとしたことがあります。

まとめ:気になるコストは?

トレーニングボード以外の出費は下記のようなものでした。

  • 2x4材が2本:約2,000円(お値段は長さによって変化)
  • ディアウォールが2セット:約1,800円
  • トレーニングボードを取り付ける板:約1,000円
  • 木ねじ:約300円

合計で5,000円ほどの出費になりました。
ドアフレームに取り付けるのと同じ程度の出費です。
トレーニングボードと合わせると16,000円程度です。

私はこのディアウォールを使ったトレーニングボードの設置の前にドアフレームに取り付ける方法でトレーニングをしていましたが、結果的にこちらのディアウォール方式に落ち着きました。

なんといっても安定感と安心感が違うので変な心配をする必要なくガシガシとトレーニングできました。

あわせて読みたい

この記事を読んでトレーニングボードを買いたい!と思ったのならば、こちらのまとめをどうぞ。

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トレーニングボードの取付方法は他にもあります。もちろん壁に穴を開けるひつようもありませんよ。
こちらの記事ではドアフレームの上にトレーニングボードを設置する方法を紹介しています。

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トレーニングボードの取付が終わったら早速トレーニングしましょう!
トレーニングメニューはこちらの記事におまかせ!

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