ボルダリングに知識は超重要!
ボルダリングの参考書!
色んな趣味に参考書があるようにボルダリングにも色んな参考書があります。私もいくつか読んできましたけど、今回はこれは分かりやすかった!っていう参考書を3つ紹介していきますよ!
どれもわかりやすくておすすめですよ!それではさっそく紹介されていますよ!
完全図解 スポーツクライミング教本
まず最初におすすめするのがこの「完全図解 スポーツクライミング教本」です。2017年5月に発売されたのですが、2018年4月現在でもamazonでベストセラーを記録している良書です。
私がボルダリングをはじめた頃に読んでいたかった…って強く思う参考書です。フルカラーでボルダリングのムーブやホールドの処理の仕方などを丁寧に紹介してくれています。
初心者向けかと思いきや、効果的なレイバックの方法やジャミングの方法など、なかなか教えてくれない様なムーブなども紹介されています。乗り込みの方法やヒールフックが上手く決まるやり方なんかが紹介されているので、3級〜2級くらいで伸び悩んでいるクライマーなんかにも参考になること請け合いですよ。
ボルダリング初心者でも上級者にでもおすすめする参考書。「ボルダリングの参考書のおすすめ教えて?」って言われたらこの本をおすすめします。
Jack中根のクライミング道場
こちらはかなり外岩派。さらに上級者向け。先に紹介したスポーツクライミング教本よりも原理的な解説がしっかりとされています。
本を開いて最初に始まるのがロープワークのやり方。次に始まるのがハーネスやクイックドローなどのギアの正しい使い方。こういった外岩バリバリ&リードクライムな解説から始まると「あ、あれ…」って思っちゃいますが、3章目移行はムーブやウォームアップの方法なんかが紹介されていて、ジムクライマーにも安心です。
先に紹介したスポーツクライミング教本に掲載されていないようなシューズの寿命やリソールのタイミング、家トレの方法なんかが書かれているのも非常に参考になりました。
Rocks and Snowのコラムに書かれていたものを書籍化したもので、文書がですます調だったり、だである調に急に変わったりします。また、ジャック中根さんの辛口トークも炸裂してたりします。
あまり外岩にいかない人が読むと色んな刺激を受けることは間違いないでしょう。アンカーの設置の方法やクライマーの墜落距離を最小限にするビレイワークのやり方なんかが紹介されています。
チバトレ
野口啓代選手や楢崎智亜選手のトレーナー千葉啓史氏による著書。四足二軸運動理論なる運動理論を提唱している本がこの「チバトレ」。より効率的に体を動かす感覚をつかむことによってクライミングが上手くなるよ!っていう本です。
本書の残念な所が、動きがよくわからない…ってのと序盤30%が野口・楢崎選手の如何にチバトレが素晴らしいかという対談で紙面が占められていているってところ。
簡単な動きのトレーニングは紙面の写真からわかるのですが、ちょっと複雑なトレーニングになるとちょっと動きのイメージがつかみずらくなっちゃうんですよね。しかも本書には「間違った方法でのトレーニングは意味がない」とも書かれているので、かなり自信がなくなっちゃいます…
とは言え、クライミングジムに行かなくてもお家でクライミングのトレーニングが出来るのは魅力。特に指が痛いとかなどの故障を抱えている時でもトレーニングしたい!って人は読んでみるといいかもしれません。
知識も一緒に鍛えよう!
ボルダリングを初めたばかりのクライマーって何もしなくてもグングン上手になっていきます。でもそれって、ひょっとすると間違ったやり方で覚えちゃってるかもしれませんよ?
そのまま4級や5級と戦うようになってしまうと、あとから矯正するのは非常に難しいですよね。そうならたいためにも、こういった書籍で自分の動きや考え方が間違っていないか確認することがとても重要です!
私のおすすめは「インドアクライミング」→「ジャック中根のクライミング道場」って順番で読み進めるのがおすすめです。チバトレはもうちょっと他の刺激が欲しい…って時に読んでみるといいかもしれませんね。
ボルダリングを始めたばかりの初心者の人から、伸び悩みのクライマーの人は一度自分の知識を鍛えてみるのはいかがでしょうか?ムーブの幅や精度が上がって出来ない課題ができるようになるかもしれませんよ!