下心のある皆様、こんにちは。
その気持ち、非常によくわかります。
ボルダリングジムには男性だけだったり女性だけで来ているグループが多く、同じ課題をこなして行く内に仲良くなっていくのを目撃したりします。
ボルダリングジムを出会いの場として考えるのはあまりよろしいことではありません。
出会い目的でジムに来られるとジムスタッフにもお客さんにも非常に迷惑です。
ちゃんとボルダリングを上手くなりたい!でもあわよくば…という人だけこの記事を読み進めてください。
※この記事は著者の性別上、男目線で書かれています。
ボルダリングが出会いに向いている理由
一緒に課題に取り組めて会話が弾む
始めたてか上手くなりつつある段階の人が多くの異性と仲良くなっている場面をよく見ました。
多くのジムにはビギナーエリアがあり、そこで課題をこなしているうちに「あぁやるんだ!」とか「うま~い」とリアクションをとっている内に「あそこはああやるんですよ」とか「ここはどうするんですか?」と言った会話から仲良くなっていっているのがほとんどです。
まずは「がんば!」と応援してあげるのが良いかもしれませんね。
はたから見ていたので本当に知らない人同士だったのかよくわかりませんが、きゃっきゃしていて、一人できていた自分はちょっとうらやましかったです。
もちろん、教えてあげるほうがたくさんお話できます。
そうなるためにもそこそこ登れるようにならないといけません。
初心者エリア以外の課題を幾つか登れるようになってから、初心者ゾーンで存分に暴れるのがいいでしょう。
服装が楽でいい
合コンや街コンとは違ってボルダリングはスポーツウェアで行うので、服を選ぶのが楽でいいですよね。
ただ服装選びを間違うと「うわぁ…」みたいになるので注意が必要です。
特にタンクトップとかがそうですね。
強い人が着ていたらかっこいいですが、あんまり印象は良くないみたいです。
服装に選びについてはこちらの記事を参考にしてください。
実際の出会いの場として
ジムに行く曜日にもよりますが、休日は若い男性、女性だけのグループが多いのです。
登れる課題を教える、登れない課題を教えてもらう。という戦術でお近づきになっているようです。
そこそこ登れる人ならお手本として登って見せて、実際に登ってもらって「ナイス!」とグータッチして仲良くなって行きます。
教えてもらう側も「あれ登ってください!」とか「登り方教えてよ!」という作戦を使っています。
登れる人にも登れない人にも等しく出会いのきっかけがあるのがボルダリングが出会いの場に適していると言われる所かもしれませんね。
やけに詳しいね?うるせぇ!!
救世主ボルコンについて
ボルダリングが出会いの場に向いている!ということは最近良く知られているようで、ボルコンなるボルダリング合コンが各地のジムで開かれるようになりました。
先に言っておくと、ボルコンは初心者の内に行くことをおすすめします。
なぜか?
ボルコンは女の子と出会う場ではない!強い人(男)と出会う場だ!!
だからです。
ボルコンに参加する男性陣は「おっ、そろそろ俺もボルダリング上手くなってきたしボルコンいったらチヤホヤされんじゃね?」とか「ボルコンいってヘタすぎたら恥ずかしいからしっかりトレーニングしていこう!」という心理が働きます。
要は行ったは良いがダメダメだったら嫌だから鍛えていくわけです。
で、実際行ってみると超強い男たちが集まっているわけです。
しかもジムは貸切。邪魔する人は誰も居ないわけです。
そうすると 自然とセッション(一つの課題をみんなで取組むこと)がはじまります。
そういう鍛えた人がやる課題は初心者の人(特に女の子)はスタートすらできない様な課題なのです。
遠くで見ている女性陣。聞こえる「ガチ勢じゃん…」の声。
自然と弾む会話(男同士)、始まるホームジム紹介(男同士)、ジム情報の交換(男同士)…一体だれと出会うための場だったのか…
だがしかし、ボルダリングの技術は確実に向上する救世主的存在だったのだ…
やけに詳しいね?うるせぇ!!
出会い目的でボルダリングジムに来るなら…
これまで様々なジムに行ってきましたが、明らかにこの人出会い目的だなぁという人はいませんでした。
私が新宿や渋谷などの若い人がたくさん集まりそうな場所を避けていたからかも知れませんが。
少なくとも課題に触らずに女の子にひたすら話しかけているような人はいませんでしたが、そういうことをやっていたら確実にスタッフから注意されるでしょう。
普通に登りに来ている人にも迷惑ですので、絶対にやめていただきたい。
おわりに:ボルダリングが好きならリスクも考えよう
「やたら詳しく書いてるけど、お前はどうなんだよ!?」と私に問いかけている人にわたしの経験談をすこし。
実際に連絡先を交換して仲良くなった女の子は何人かいました。
でも二人でご飯に行くとかデートに行くということまではしませんいけませんでした。
というのも、出会った場所がホームジムなわけですよ。
スタッフさんも常連さんも私のことを知っているし、その女の子と仲良くやっているのを見ているわけですよ。
そこで色恋沙汰になって、もつれて、トラブったらホームジムに行きにくくなる!というリスクをどうしても負ってしまう。
もし付き合うことになって一緒にジムに行くようになったのに、しばらくして別れて「あれ〜?最近彼女は?」みたいなやり取りをジムスタッフと常連の皆さんに説明するのが考えただけ「うわぁ!」となってしまいます。
ボルダリングに出会いを求めるのなら、自分にとってボルダリングより好きになれそうな人を見つけたいものですね。
追伸
このことを常連さんに話したら「出会い目的のジムを作ればいいじゃん」と言われました。目からうろこ。
でもこの人…一回ホームジムでなんかあったんだな!