ボルダリングに挑戦するあなたの背中をポンと押したい。

英語で「ガンバ!」って何ていうの?ボルダリングジムでの英会話!

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私のホームジムでは結構な数の外国人の方がいらっしゃってます。普通の英会話だと尻込みしちゃうかもしれませんが、ボルダリングしているという限定された環境なら結構簡単に英会話できちゃいますよ。

安定の”Gamba!”

おそらくボルダリングジムで最もよく使う言葉、「ガンバ!」。頑張れ!って意味なのですが、ほんとによく使います。
 
あまりによく使うので、外国の方も”Gamba!”ってよく言っています。だからワザワザ訳してあげる必要も無いかもですが、英語で「ガンバ!」は”Come on!”です。他にも仏語では"Allez!"とか海外のコンペ動画ではよく耳にしますね。
 

ガンバ的な言葉たち

  • Come on!→カモン!とかカモォォォォン!感情こめて言うともっとよし。
  • Push!→プシュ!と発音。ムーブと勘違いされないように2回言うとベター。プシュ!プシュ!
  • Allez!→アレ!と発音。アレ!アレ!と連発しやすい。ちなみにGo!みたいな意味
 

オブザベのときの言葉

外国の人が登れなくてオブザベに苦労している…ってときはムーブのヒントを与えてあげましょう。大丈夫。ほとんどイヤな顔されません。
 
でも「手に足」とか「カチ持ち」とかどういうんだろう…ってときはメジャーなムーブの英名を覚えておくと便利です。例えばこんな風に。
 
  • キョン→Drop knee(ドロプニー)
  • 手に足→Hand foot match(ハンフッマッチ)
  • カチ持ち→Crimp(クリンプ)
  • 核心→Crux(クゥラックス)もしくはHardest point(ハーデスポイン)
  • 足入れ替えて!→”Switch your foot!”(スイッチョアフッ!)
  • 右手で取れ!→"Reach(Use) your right hand!"(リーチュアゥライハン!)
 
マッチやスメア、ガストンとかのカタカナっぽい用語は基本的にそのまま伝わります。ただ、ダイアゴナルは人によって通じたり通じなかったり。単にflagging(フラッギン)って言ったほうが通じたりします。
 
用語が言えればあとはオブザベする時みたいに身振り手振りでなんとなく伝わります。
 
あとはホールドの色とかを言いながら”That green hold, Match, and switch your foot…”と言ったら「緑のホールドをマッチして足を入れ替えるのね…」と通じます。 
 
核心に関してはCrux(クゥラックス)と言うよりHardest point(ハーデスポイン)といったほうが通じます。たまにひび割れCracks(クゥラックス)と勘違いされます。
 

もう少しだったときは

ギリギリ保持できなかった時、ゴール落ちした時…もうちょっとで完登だったのに!ってときの「おっしぃぃ…!」の英語はこんなかんじ
 
  • 惜しい!→That was close!( ザッワ クロース)
  • 超惜しい!→That was so close!( ザッワ ソー クロース)
  • あとちょい!→Almost there!(オルモスゼア)
  • 次は行ける!→Maby next time(メビネクスタイ)
 
ホールドが悪いとかは普通に”bad”で通じます。難しいムーブやホールドのときは”hard”をつければOK。hard crimpとかhard matchとか。
 

ナイスは万国共通

ガンバと同じくらい使われる「ナイス!」。ガンバとセットですよね。これはナイスで通じます。”Good!”ではない感じ。
 
でも完登した後になんて言えばいいんだろう?また「ナイス」はくどいかな?って時にはこれ。
 
  • おみごと!→Nicely done!(ナイスリダン!)
  • やったじゃん!→You made it!(ユゥメディ!)
  • すげぇ!→That was great・awesome!(ザッワ グレッ・ザッワ アーサム)

 

意外と通じるボルダリング英会話

ボルダリングという使われる単語が限られた環境でかわされる会話は使われる言葉が予想できて、名詞のみでなんとなく意味が通じます。
 
大事なのは思い切って言うこと。カタカナっぽい英語でも十分通じます。ナイス・ガンバはもはやクライミング界の共通語ですよ。
 
「おっ通じるじゃん」って嬉しくなるのですが、たまに普通の英会話に発展してしまってアワアワすることもありますが…
 
もしボルダリングジムで困っている外国の人がいたらクライミング英会話を使ってみてセッションするのも面白いですよ。頭も体もフル稼働します。
 
最後に自分は登れるけど、外国の人が登れない課題を教えるときの最強の一言。
 

”I'll let you show”(見せたげる)

 
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