ボルダリングに挑戦するあなたの背中をポンと押したい。

【動画あり】ボルダリングやクライミングの有名な大会(コンペ)をまとめたよ

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野球で言ったらWBC、テニスで言ったら4大大会、サッカーで言ったらワールドカップ。というふうにクライミングにもメジャーな大会があります。最近でも日本人選手が優勝した有名な大会があります。

クライミングと言ったらワールドカップ

クライミングにもワールドカップがあります。世界中のトップクライマーが集まり、リード、ボルダリング、スピードの3種目で競い合います。このワールドカップを主催しているのがIFSC。International Federation of Sport Climbingの略称です。
 
IFSCは大会の成績によって選手にポイントを割り振り、世界ランキングを作成しています。そういったランキングを決める上でもワールドカップは重要です。
 
ワールドカップに限らずクライミングの大会では3つの区分があります。それがリード、ボルダー、スピードです。「なにそれ?」って人はこの記事を見ればクライミングの区分がよくわかると思いますよ。
 

IFSC World Cup

毎年行われているのがこのワールドカップです。年に一度という訳ではなく、世界各国を転々としながら年に7回ほど行われます。つい先日スイスで行われたボルダリングのワールドカップでは藤井選手が優勝しましたね。

次の次にボルダリングのワールドカップが開催されるのはなんと東京の八王子です。以前にもリードのワールドカップは日本でも開催されていましたが、ボルダリングのワールドカップは日本初!

5月6日と7日に開催際され、GWの最終日はボルダリングで大いに盛り上がりそうですね!
 

IFSC World Championship

ワールドカップと区別するためにIFSC世界選手権とも呼ばれています。2016年はパリで開催されました。この大会で日本人として初めて楢崎選手が優勝を収めたことで国内でも非常に話題になりましたね。

この大会は毎年開催されているわけではなく、偶数の年に開催されています。こちらの大会は世界を点々とするわけではなく、リード、ボルダー、スピードと3種類の競技が4日ほどの日程の中でこなされます。

ボルダー会場はさながらライブホールのような空間で非常に熱気がある大会となっています。
 

IFSC Europian Championship

こちらはIFSC世界選手権が開催されていない年に開催される欧州に在籍する選手のみが参加できる選手権です。欧州選手権とも呼ばれています。

日本人選手やアメリカ人選手が参加できないとだけあって、日本ではほとんど知名度のない大会となっています。以前紹介したアダム・オンドラ選手やドミトリ・シャラフディノフ選手が活躍しています。
 

Japan Cup

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お次はここ日本で開催される大会の紹介です。毎年1月に開催されているジャパンカップは多くの日本人選手の憧れの的になっています。とくに女子では9年連続の優勝経験を誇る”女王”こと野口啓代選手が有名ですね。今まで12回のジャパンカップの内、実に10回のもの優勝をかっさらうという君臨ぷりですね。

 

国内大会だから選手の低年齢化が著しいのもこのジャパンカップの特徴です。特に女子では決勝出場の6名中3名がなんと中学生という具合になっています。彼ら彼女らが2020年の東京五輪でどのような活躍をしていくのか楽しみですね!

 

Adidas Rockstars

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最後に紹介するのがAdidasが主催するAdidas Rockstarです。この大会は非常に新しい大会で他の大会と比べてエンターテイメント性が強調されている大会です。準決勝までの課題は普通の大会と変わらないのですが、他の大会と大きく変わっているのが決勝課題です。


決勝課題はなんとスピードクライミング方式&トップアウトゴールという他の大会にない方式になっています。2人が並列に配置された課題を同時にのぼり、最初に完登したほうが勝ちというスリリングな決勝となっています。クライミングをよく知らない人でも盛り上がること間違いなしな大会です。


そして、最近は知名度の高い選手も参加するようになっています。日本人では野中生萌選手や野口啓代選手、楢崎智明選手や藤井快選手などが参加しています。もし初めてボルダリングの大会を見るのでしたらAdidas Rockstarsがおすすめです。

 

大会に出なくても見ると楽しいよ!

大会(ボルダリングの場合コンペと呼ばれます)に出なくても、コンペ動画を見るだけでモチベーションがすごく上がるので動画を見てみるのをおすすめしますよ。「えっこの体勢から手が出るの?」とか「あのホールドってああやって持てるもんなんだ…」って色々な気づきを得られると思います。


もし、近所のジムにコンペがないのでしたらNorth Face Cupに参加してみるのはどうでしょうか?FunカテゴリからDiv4までのクラスならまだ気軽に参加でいるかもしれません。「かも知れません」と言ったのははFunクラスに本当にFun気分で参加している人はほとんどいなからですね。

Funクラスに参加する人はジムの中でも強い人達が参加していたりしますので、コンペに参加するのでしたらそれなりの覚悟と準備が必要でしょう。

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