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慌てず急がずがコツ!強傾斜壁とバルジ壁の攻略方法

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ボルダリングに初めて行った時に「えっあんな所のぼんの…?」と記憶に強力に焼き付くであろう、強傾斜壁とバルジ壁。これらの壁は先に紹介した垂壁やスラブ壁と比べてちょっと異なるテクニックが必要な事があります。

強傾斜壁とバルジ壁を見てみる!

では、まずこちらが強傾斜(160度)壁です。

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強傾斜壁は一目瞭然の大きく手前に被った様な壁のことをいいます。自然の岩場ではなかなかここまで大きく倒れ込んできたような岩はないので、ジムならではの壁と言えるかもしれませんね。

 

次にバルジ壁です。「バルジ」ってなかなか聞き慣れない言葉ですよね。要は壁自体に出っ張りがあるような特殊な形をした壁のことをいいます。

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こういった壁も自然にはできにくいので、ジムならではの壁ですね。この写真では強傾斜+垂壁のような壁になっていますね。逆に下がスラブ+上が強傾斜の壁は見たことありません。だってフォールした時、大怪我ですからね…

 

強傾斜・バルジ壁の特徴って?

垂壁やスラブとくらべて腕にかかる負担が大きいため、腕力と腕力自体を温存するためのフットワークが必要です。垂壁やスラブの場合は足を切るようなムーブはなかなかありませんが、強傾斜壁だと足を切るムーブが発生します。当然、足ブラだと体重は握力だけで保持しなければいけないので、腕力が必要です。

 

もちろん腕力だけでクリアできるような課題は少ないので、握力を核心まで維持しておくだけのフットワークも必要です。また、垂壁やスラブと比べてじっとしているだけでも握力が消耗していくので、壁に張り付いている時間を出来るだけ短くしてスピーディーに登る事が重要です。

 

バルジ壁の場合は傾斜の角度が変化する所が核心になりがちです。傾斜が変わる所、つまり強傾斜から垂壁に変わる瞬間に足ブラになったり、体を垂壁側に持ち上げる時に特殊なムーブが必要だったりします。

 

強傾斜壁とバルジ壁の攻略方法!

先にも書きましたがパワーの温存とスピードが重要です。パワーの温存にはフットワーク、スピードにはオブザベ力が必要です。

 

まず、フットワークについてですが、強傾斜ではフック系のムーブを多用します。特にヒールフックは強力なテクニックで、腕の負担を劇的に減らすことができます。次にトゥフックですが、保持力はヒールほどではありませんが、体の「振られ」を最小に抑えることができるので、結果としてパワーの温存につながります。

 

フック系ムーブは強傾斜だけで活躍するムーブではないので、覚えておいて損はありませんよ!

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次にスピードです。強傾斜壁やバルジ壁は張り付いているだけで腕力を消耗してしまいます。そういった時に重要なのがオブザベですよね!特にオンサイトを狙っているのなら入念なオブザベが必要です。オブザベでホールドを迷わず処理してパパっと登っちゃうのが完登への近道ですよ!

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急げ!だけど!あわてるな!!

強傾斜壁やバルジ壁は核心までどれだけ握力を温存していられるかが完登できるか否かを左右します。「速く登っちゃおう!」って気持ちがはやるとフットワークが雑になりがちで、かえって消耗しちゃいます。

 

例えば足が切れちゃった!って時は無理やりフットホールドに戻しがちですよね。でもそうすると逆にパワーを消耗してしまいます。しっかりとハンドホールドを保持できていれば振り子のように元にいた場所に戻ってこれます。ここは落ち着かなきゃって所を理解しておくのも重要ですよ。

 

そして最後に難しいと思われがちな強傾斜とバルジ壁についていいところを一つ。実は3級くらいまではかなり持ちやすいホールドが使われがちです。5級や6級で使われる様なホールドが強傾斜壁やバルジ壁で使われていたりするのです!

 

そういった意味では手っ取り早く最高グレードを上げたいとかOSグレードをあげたい人にとっては強傾斜壁やバルジ壁はいいお友達なのかもしれませんよ!