POZNEN

ボルダリングの世界に飛び込むあなたの背中をぽんと押したい

POZNEN

〜ぽつねん〜

中級者への登竜門!4級課題クリアのためのコツとテクニックとは?

f:id:Ziddorie:20160521145808j:plain

5級課題が脱初心者の級であれば、4級は着実なステップアップの級になるのですが、4級課題ははっきりとした難易度の壁(ギャップ)を感じられるレベルの難易度です。
そのため5級がいくつか登れるようになってすぐに4級課題に取り組もうとすると、あまりの難易度の上昇っぷりにくじけてしまいそうになります。
そんなハードな4級ですが、ちゃんとトレーニングを積んでいれば必ずクリアすることができる級なので落ち着いて取り組んでみましょう。

4級課題のポイントは悪いホールドの連続とムーブ熟練度だ!

4級課題は5級課題と比べて手のホールドが悪くなります。
具体的に言えばスマホほどの厚さのカチホールド、ほとんどつかみどころがないスローパー、極厚のピンチなどが登場してきます。

スローパーで例えればこういったホールドが使われています。

f:id:Ziddorie:20160521144454j:plain

これはスタートホールドの例ですが、ほとんど指をかけるところがありません。
ホールドの真下に重心をおいて処理しないと簡単に体が壁から剥がれてしまいます。

f:id:Ziddorie:20160521144458j:plain

こちらのホールドはまだゴツゴツしていますね。
ですが、見た目以上に持ちどころがなく、力のかかる向きを考えないといけません。

5級課題にもそのようなホールドが使われているのですが、4級課題になるとそのようなホールドが連続して登場したり、1つの課題の中に複数登場します。

つまり、5級課題だと「このカチホールドを処理できたら核心クリア」だったのが、4級からは「このカチホールド地帯を突破出来たらクリア」となります。


さらに、課題の長さが伸びて6級1.5本~2本分の移動をしたうえで核心が現れたりする課題も出てきます。
そのため今まで以上に握力を消費するので「保持力」という要素が重要になってきます。

悪いホールドの連続地帯を突破するために保持力を強化しろ!

握力と一口に言ってしまっていますが、実は握力には3種類あります。
「クラッシュ力」「ピンチ力」そして「保持力」です。

このなかでボルダリングで最も重要なのが「保持力」です。
保持力とは読んで字のごとし「ものをつかんだまま耐える力」を意味します。
少々実体とは異なるかもしれませんが、握力のスタミナと考えるとわかりやすいです。

5級課題ですと、ここ一番(核心)でフルパワーを発揮できさえすればクリア出来てしまうことが多いのですが、4級課題では5級で言うここ一番(核心)が2~3個出てくるので5級課題を2,3個クリアできたくらいで4級にトライするとスタミナが足りなくてクリアできません。

そのため4級をクリアするためには保持力を鍛えるという地味なトレーニングが必要になってきます。
保持力を鍛えるトレーニングは複数課題を連続して登ったり、課題を往復することによって鍛えられます。


課題往復はおすすめです。7~6級くらいの課題を3往復から5往復してみましょう。
5級を登れるようになったばかりでは2往復くらいできっと汗だくになっているはずです。
それはまだ保持力(スタミナ)がもっと強くなれる余地があるということです!
6級課題を5往復できるようになれば、4級課題と戦える下地は十分です。


課題往復のいいといころはクライムダウン時に重心の移動を訓練できることです。
重心の位置や動かし方を意識しないとクライムダウンはなめらかに出来ません。
水が流れ落ちるようなクライムダウンができるようになると、煙が立ち上るようなスムーズな登りができるようにもなります。

どんな斜面でも安定したムーブを!

4級課題からいわゆる「どっかぶり」と言われる160度壁やトンネルのようなルーフと言われる壁が登場します。

もちろん垂壁より腕に掛かる負担は大きいです。
そんな状況でも5級や6級と同じような正確さでムーブを出せるようなりましょう。

垂壁でドロップニーをするときはホールドから滑り落ちないように注意するだけで済みますが、160度壁でドロップニーを出すときは滑り落ちないように気をつけるだけではなく、重心が壁から離れないように体幹の筋肉を使って重心を壁に常に近づけておく必要があります。

ダイアゴナルやフラッギングなどでも色々な壁、ホールド、体勢で繰り出せるようにムーブの完成度を上げましょう。
完成度を上げるためには5級以下の課題をゆ~っくり登ることが効果的です。

自分の重心がどこにあるのか、腰が十分に壁に近づいているか、フットホールドのどこに乗ればリーチが伸びるか、などを意識しながら登ることでムーブに磨きがかかります。

ゆっくり登れば壁に張り付く時間も長くなるので保持力の向上にも役に立ちますね。

4級突破は保持力&ムーブの完成度が鍵!で、どれくらいで登れるようになるの?

4級はボルダリングで初めてぶつかる壁です。
5級がやっとできた程度ではとてもじゃありませんが歯が立ちません。

私自身、初めて4級課題にチャレンジした時は「これは異次元だ…」という感じでした。
それでも保持力のトレーニングやムーブに磨きをかけた結果、5級をコンスタントに登れるようになってから2ヶ月ほどで登れるようになりました。
その当時は週に2から3回ボルダリングジムに通っていました。

全くの初心者の方が週に1から2回ほどボルダリングに通っていたら3ヶ月から半年の間に登れるようになるのではないでしょうか。

手っ取り早く4級が登りたいんじゃ!という方にはこのヒントを。
4級課題を取り組むレベルになれば自分の得意なムーブや壁の種類がわかってきます。

パワー系クライマーであれば、どっかぶりの壁の方が有利かもしれませんし、テクニック系クライマーであれば奥に倒れこんでいるスラブ壁が得意かもしれません。

4級課題がクリアできなくて悔しい思いをしているのであれば、まずは自分の得意な領域を理解し、その領域で戦うことが4級突破の近道ですね。

あわせて読みたい

保持力強化はボルダリングジムでトレーニングする以外にもオフトレを行うことでより効率的に強化することができます。
おすすめはトレーニングボードを買ってトレーニングをすることです。
トレーニングボードの選び方や設置方法はこちらからどうぞ。

www.poznen.net設置したらトレーニングしましょう。トレーニング方法のメニューはこちらからどうぞ。

www.poznen.net