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ここからさきは中〜上級者!3級課題を登るためのポイント2つ!

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ボルダリングをやっていて4級→3級の課題には難易度の大きなギャップがあると感じます。
5級→4級のギャップもなかなか大きいですが、4級→3級のギャップはそれよりも大きく感じる人が私の周りには多いです。
そんなギャップにも動じず、3級課題を落ち着いてさばけるようになるコツとテクニックを紹介します。

3級課題のポイントは極悪ホールドとの戦いとムーブの正確性だ!

3級課題はムーブ核心というタイプの核心が多くなってきます。
「あのホールドをつかむためにはどういうムーブが必要なんだろう?」と考えさせられるタイプの核心です。

また、ホールドは保持できるけれど次の一手が出なくなってしまう。次のホールドをとる時にどうしても落下してしまうなどの場面が多くなってくるのが3級という難易度です。

3級課題をクリアする鍵は「極悪ホールドの処理」「体のリーチを最大限に発揮するムーブ」の訓練の2つです。

極悪ホールドは色んな所を触って「お友達ポイント」を探す!

3級からの極悪ホールドはありえないくらい小さかったり、びっくりするくらい大きかったりします。

極悪ホールドの例を紹介します。
まずひとつ目がこれ。

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見た目ですと「えっこれで極悪?」なんて思われるかもしれませんが、このホールドSuicaくらいの大きさしかありません。
しかも指がかかる所は5ミリくらいしかありません。
4級課題をそこそこ登れる人でも「えっなにこれ!わっる!」となるようなホールドです。
ちなみにこのホールドはアンダーで引っ張って持ちます。

次にこのホールド。

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ちっちゃいです。超ちっちゃいです。
ビスの大きさからもその小ささががわかるでしょうか?
具体的にはペットボトルの蓋くらいの大きさです。
しかも十円玉2枚重ねたくらいの厚みしかありません。
これを人差し指と中指で鉛筆を持つようにつかみます。
5級課題ではフットホールドに使われているようなホールドを手で持つことになります。

3級課題ではフットホールドも薄く、小さく、さらに表面が滑らかになりホールドの乗り場所が重要になってきます。

基本的に初心者が保持することすら出来ないようなホールドしか使われていません。
たとえ持ちやすいホールドだったとしても、後述するようにリーチを最大限に発揮しないと届かないような距離にあります。

持ちにくいホールドを処理するためには「持ちどころを探す」という当たり前なことをしなければいけません。
このようなホールドはどの部分が持てるか確認しましょう。
使いやすいホールドを使い、そのホールドが触れるところまで登ってみて、ペタペタと色んな所を触ってみましょう。

微妙な凹凸の中に指がかかりやすいポイント(通称:お友達ポイント)や力が入りやすい方向がないかを探しましょう。
この時、手の形も重要です。
ピンチホールドであれば、親指と人差指、中指で保持したほうが楽なのか、親指と中指、薬指の方がかかりが良いのか、いろいろ試してみましょう。

極悪ホールドの処理の方法にめどが付いたら、スタートから通しで練習します。
登れるところまで登ってみて、保持できなかったホールドを上と同じ方法で処理を考えて1つ1つのホールドずつ登れる距離を伸ばしていきます。

極悪ホールドは数をこなせばこなすほど持てるようになります。
ホールドの向きや壁の傾斜との関係、前のホールドとの距離などから体の向きを考えられるようになり、極悪ホールドにも強くなっていきます。

次第にホールドメーカーにも詳しくなり、「あのメーカーのこのホールドだと、あそこが持てるんだったよな…」とおかしな方向からオブザベをやるようにもなります。笑

まだ身長は関係ない!そのムーブに一工夫を!

課題にもよりますが、3級課題では身長が足りなくて登れない。ということはそんなに多くはありません。
2級以上からは自分の身長に応じたムーブを考えなければいけませんが、3級課題までは人の登りを真似することが有効です。
とは言え、高身長のクライマーと小柄なクライマーとではリーチの差は出てきます。
ムーブは同じでも自分の体に合ったムーブを工夫しましょう。

たとえば、高身長のクライマーがダイアゴナルで楽々に届くホールドに届かないのであれば、デッドポイントやランジ気味に少し飛んでみる。などの工夫が必要です。
同じように、大きなクライマーがクロスで取れるホールドが届かないのであれば、マッチを挟んでトラバースするなどの工夫も有効です。

逆に体が大きすぎて壁に張り付くのが窮屈な場合は、フットホールドをひとつ下げたり、キョン足(ドロップニーのように足を折りたたむこと)を試すのもいいでしょう。

どうしても次のホールドに届かない!というのであれば、フットホールドのどこに乗っているのかを確認しましょう。
ホールドのギリギリ端まで足をずらしたり、スメアリングでジリジリとリーチを伸ばすなどの最後の一押しが3級クリアの鍵です。

3級は無理じゃない!ひとつひとつ到達高度を伸ばせ!

初めてボルダリングジムに行った時のことを思い出して見てください。
どっかぶりの壁をガシガシ登っているクライマーをみて「うわ、なにあれすげー」と思ったかもしれません。
3級課題はそういった人がチャレンジしている課題です。

初心者は絶対に登れない、トレーニングを積んだクライマーにしか登れない課題なのでハードルはとても高いです。
でもボルダリングを続けていれば必ず登れるレベルでもあります。

3級課題からは不安定なフットホールド上でムーブをしたり、足ブラで遠くのホールドに着地するなどの体幹が強化されていないと出来ない動きが続々登場します。

ボルダリングを続けていれば自然に強化されますが、オフの日に体幹トレーニングを組み込んで行くのも良いでしょう。
4級を5つくらい登れるようになったら、3級課題に触ってみましょう。
きっと登れません。でも3級課題を5つくらい触ってみるとスタートの次のホールドをつかめる課題がきっと1つくらいあるでしょう。
ジムに何度も通っているうちにスタートの1つ目のホールドが限界だったのに、調子がいいと2つ、3つと徐々に到達高度を伸ばすことが出来ます。
本当に歩みはゆっくりですが、こういうチャレンジを続けていれば必ず3級課題はクリアできます。

私の例ですが、4級課題を登れるようになって大体半年で3級課題を登れる様になりました。
その間は怪我などで1ヶ月位登っていない時期もありましたが、週2回はジムに通うようようにしていました。
また、自宅にトレーニングボードを設置してオフトレもやっていました。

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週1クライマーなら1年間あれば登れるレベルの級ではないでしょうか。
もちろんオフトレも欠かさないのであれば、もっと早い時期に登れるようになるでしょう。

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3級課題は4級以上に保持力のトレーニングが重要になってきます。
保持力を効率的に鍛えるにはジムに行かない日でもフィンガーボードでのトレーニングが効果的です。
私自身、フィンガーボードを買ってから3級課題と渡り合える保持力を得ることができました。
フィンガーボードの選び方や取付方法はこちらからどうぞ。

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