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ボルダリングの世界に飛び込むあなたの背中をぽんと押したい

恐怖核心…虫核心…ジムとは一味違う外岩に行ってみました

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ボルダリングをやり始めて2年目の春に外岩デビューしました。場所はかの有名な御岳。ジム一辺倒だったクライマーが初めて外岩に行ったときのことを書きます。

ジムと同じ格好で行けるのが楽!

御岳は都内からのアクセスも非常に良好で、ホリデー快速に乗ってしまえば1時間ほどで御岳についてしまいます。私はクラッシュパッドなんて持っていなかったので、本当にジム行くときと同じ装備・格好でいきました。私含め3人で御岳に向かったのですが、クラッシュパッドを持っているのは1人だけで、現地でレンタルしました。
 
1点失敗したなぁってのが普通のスニーカーで出かけたこと。御岳はある程度、遊歩道が整備されていますが、岩場や足場の悪いところを通ります。川のすぐ側なのでぬかるんだ地面もありました。ちゃんとしたブーツやアプローチシューズを買っておくべきだった…
 

クラッシュパッドを借りて岩場へ!

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マウンガというお店でクラッシュパッドをレンタルしました。価格は1日で1000円。飛び込みでレンタルしようとすると予約がいっぱいの場合も考えられるので、ちゃんと予約しましょう。
御岳駅からはすぐに岩場に付けるのかと思いきや結構歩きました。10分くらい?ちょっとしたお散歩。ラフティングやSUPをしている人たちや、川の向こう側には有名な忍者返しの岩が見えました。
 

トポってこんなにざっくりなの?!

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目的の岩付近に着ました。連れて行ってくれた人は何度も御岳に着ていたらしく「おぉ~見えてきたぁ~」と言っていたのですが、周りは全部岩。どれがどれだよ?って感じです。本当はもうちょっと低いグレード課題が多い岩に行こうとしていたのですが、すでに草が生い茂りつつあったので撤退。
 
もし初めて外岩に行くのだったら、その岩場に行ったことのある先輩クライマーについて行ったほうが無難です。ほんとにどこがどの岩なのかわかりにくいです。
 
早速トポを見てみると岩のざっくりとしたシルエットとシンプルな矢印だけ。当然ですがスタートホールドの指示や使って良いホールドの目印もなく「この辺スタートじゃない?」とか「あのへんつかめそうだね~」みたいなオブザベ。結構衝撃でした。先輩クライマーのお手本を見て実際に登り始めました。
 

怖い!痛い!

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さて、いよいよ私の番です。岩はちょっとひんやりとした感触。そして滑りまくるフットホールド。指にはしっかりとしたホールド感はあるのに足はどこにおいて良いのかわからない!ジムのように用意されたフットホールドなんて無いので、足裏の感覚だけでどこに取っ掛かりがあるかを見つけ出さなければいけませんでした。
 
何度かスリップしながらもスタートを切り、先輩クライマーのムーブをなぞるようにホールドをつかむのですが、これがまた痛い!人工のホールドのように人がつかむようにデザインされていないものをつかむのがこれほど痛いものか…
 
指先や関節をヒリヒリさせながらなんとか岩の頂上付近までたどり着き、マントリングをしようと下をふと見た瞬間、ジムとは比べ物にならないくらいの恐怖を感じました。まず高度感が違います。屋根のない空の下、3メートルほどの高さでも「たけぇ!」と怯えてしまいました。
 

色々な核心

ジムでは色々な核心があります。スローパーやカチを持たされるホールド核心、ハードなムーブを強いられるムーブ核心…その他の核心はあまりないように思います。でも、外岩にはその他の核心があります。それが恐怖核心虫核心痛み核心だと思いました。
 
もしヒールフックが抜けたらと思うと次の手が出せない…とか次のホールドの近くに蜘蛛がいる!どけぇ!とかこの岩めっちゃ尖ってる!持つだけでイテェ!とかです。
 
特に恐怖核心はすごくて、何でもない5級でも強い恐怖を感じました。 マットが全面に敷き詰められているジムと比べて外岩は1メートル四方のマットくらいしか安全に落下できる地点がありません。「今マントリングを失敗したら、最悪死ぬんじゃね?」という恐怖も感じました。
 

スランプの時は外岩へ?

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私の場合、初めての外岩だったので色々な刺激を受けました。特にジムと違って自分でホールドや足の置き場を探りながら登るのでムーブの組み立て方が変わりました。
 
ジムでは「このホールドしか使っちゃダメ!」となるので、ホールドありきのムーブの組み立て方になります。「あのホールドは左手で取りたいから、その前のホールドは右手で…」というオブザベになるのですが、外岩だと違います。使って良いホールドはこれ!と決まっていない(どこがホールドなのか触ってみるまでわからない)ので「この体勢からだとダイアゴナルかフラッギングでホールドを探って…」というふうにムーブが先行するオブザベになるように感じました。
 
有名な課題だったり、高グレードの課題だと使えるホールドが数少ないのでムーブにも制限がかかりそうですが、低いグレードの課題だとかなり自由に登れる感じがして新鮮な体験でした。岩の頂上に立つ為に使えるムーブとホールドを考えながらクライミングをするのはジムでは味わえない体験です。
 
夏場は岩も湿気ってハードなクライミングはできませんが、伸び悩みやスランプ状態に陥ったときは外岩に良いかもしれません。きっといい刺激を受けること間違いないでしょう。