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柔軟性が成功のカギ?手に足ムーブを成功させるコツとは?

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テニアシという4文字がクライミング用語に存在します。
このテニアシという意味は漢字で書くと何となく意味がわかります。
「手に足」つまり手に持っているホールドに足を引っ掛けるというムーブです。

体が柔らかくないとできない?テニアシムーブの秘密

手に足といえばこういったイメージがあります。

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いかにも体の柔軟性が必要そうなムーブですよね。
自分は体が固いからこんなムーブできっこない…とお嘆きの人も大丈夫。
実はテニアシには4通りのやり方があり、そのやり方次第で体がそんなに柔らかくなくてもテニアシムーブはできるのです!

足を体のどちら側を通す?フックはどちら?

テニアシには4つの種類があります。
足を体の外側を通す方法、足を体の内側を通す方法の2種類です。
そしてホールドをどうやってフックするのか、トゥフックとヒールフックの2つです。
これで2×2で4通りというわけです。

そういうわけでまずフック系のムーブをマスターしておく必要があります。
フック系のムーブに不安がある人はこちらの記事をチェックしてマスターしておきましょう。

www.poznen.net

一番体の柔軟性が必要なテニアシムーブが体の内側を通してヒールフックする方法です。先程上げた写真のムーブですね。

体の柔軟性が必要な順にテニアシムーブを並べるとこんな風になります。
※もちろんテニアシムーブするホールドが高ければ高いほど難しいです。

  1. 体の内側×ヒールフック
  2. 体の内側×トゥフック
  3. 体の外側×ヒールフック
  4. 体の外側×トゥフック

大きく開脚できないと難しいと思われがちなテニアシムーブですが、3番4番くらいのテニアシムーブだと開脚が90度くらいしかできなくても以外になんとかできるものなのです!

そして4番目の体の外側×トゥフックはあまり使いません。
一番使用するのが3番目の体の外側×ヒールフックです。
次に多いのが体の内側×トゥフックか体の内側×ヒールフックでしょう。

それでは早速テニアシムーブのコツと使い所をチェックしていきましょう!

テニアシムーブは重心の向きが大事!

テニアシムーブは足の通り道を確保してあげることが何より重要です。
だから体の内側を通すテニアシムーブは足の通り道を確保しづらく、体の柔軟性でカバーしてあげる必要があるのです。
一方体の外側を通すテニアシムーブは足の通り道を作る必要が無いので、体の柔軟性がさほどない人でも簡単にできたりします。

まずは一番良く使うテニアシムーブである体の外側×ヒールフックの様子をチェックしてみましょう。

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Learn the climbing heel hook (with a cameo by the 'toe vector') - RockClimbFu - YouTube

テニアシムーブのお手本とも言える素晴らしいムーブです。
体が上昇していくに連れてヒールが壁とホールドの隙間にググッと入っていくのがわかりますよね。

テニアシムーブを成功させるためには重心を手に足しない方の足(上の図では右足)に移動しておくことが重要です。

重心が動かす方の足に残っているとどうしても動きが制限されてしまうので動かさない足にしっかりと重心を乗せるようにしましょう。
よくわからない!という人は動かさない足を気持ち曲げると良いでしょう。
それだけで重心が移動します。

どうしても足が上がらない!そんな時の解決法

重心もしっかり移動したのにホールドの位置が高いとどうしても足が上がりにくいです。
そこで最終手段として「横を向く」という方法があります。
これは足を横方向にあげるのが全然できなくても足を前方向にあげることは意外とできる、という原理を利用しています。

この方法は体の硬い人への最終手段なのですが、体の向きが変わることで手に持っているホールドの持ち方が変わって予期せぬ落下を招くことがあるので使い所は「今持っているホールドが持ちやすいとき」を選びましょう。

クライミングの幅を広げる手に足!

高い位置へのテニアシムーブが出来るようになると、それだけ使えるフットホールドが増えるのでいろいろなムーブにつなげることができます。
足技を得意とするクライマーは開脚ストレッチをしてテニアシムーブの可動範囲を広げておくと軟体系クライマーとして尊敬されることになるでしょう。

ちなみに一番むずかしいテニアシムーブは足ブラ+テニアシです↓。

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youtube / https://youtu.be/Y-ZlYhdRCfg

このムーブは足の筋肉と腹直筋と腹斜筋を使って足を高い位置まであげるので体幹の筋肉がしっかりと強化されている事と反動無しで足を持ち上げられるだけの柔軟性が欠かせません。

体の柔らかさはクライミングに必須ではありませんが、テニアシムーブが決まらない!ということをきっかけに柔軟トレーニングをボルダリングのクールダウンに取り入れてみるのはいかがでしょうか?