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漢の憧れ!ダイナミックなムーブ「ランジ、ダイノ」のやり方とコツ

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ボルダリングのムーブの中で最もダイナミックなムーブがランジやダブルダイノです。
このムーブは次のホールドが遠くはなれているため壁面でジャンプして次のホールドをとらえます。
決まるとかっこ良くて、できるとものすごく気持ちいいムーブです。

ランジもダブルダイノもデッドポイントと同じく引きつけが非常に重要なムーブです。
また他のムーブと違って失敗すると必ず落下してしまうのでマットの上の状況や他のクライマーにも気を配りましょう。

ランジ・ダブルダイノの基本

デッドポイントでは腕の引きつけと膝の屈伸で次のホールドまで体を持ち上げるため、ホールドから足は離れません。
ですがランジやダイノはデッドポイントと違ってフットホールドから足が完全に離れます。
次のホールドをつかんだ瞬間は足ブラの状態になりますので、指や手にかかる衝撃が大きいです。
初心者のうちは怪我や故障の原因になりかねないので、デッドポイントで十分に筋力を鍛えて下さい。

ランジとダイノの違いって?

物の本によって多少解釈が異なる場合もありますが、基本的にこのように区別されています。
  • ランジ:次のホールドを片手でつかむ。反対側の手は前のホールドをつかんでいることもある。
  • ダブルダイノ(単にダイノ):次のホールドを両手でつかむ。体がどこのホールドにも乗っていない、完全に空中に浮く瞬間がある。
ランジは片手で行うため、体をねじってダブルダイノより遠くのホールドを狙うことができます。
ダブルダイノは飛距離が少々短めですが、両手でがっちりとホールドを止めることができるため、悪いホールドや強傾斜の壁でも有効です。

ランジとダブルダイノの基本を理解したところで、いよいよ実際の動画を見ていきます。

ランジ・ダブルダイノの実施要領

1.両手両足がホールドをに乗っている状態からスタート
2.腰を深く落としタメを作る
3.壁に上体を引き付けると同時に膝の屈伸を利用して伸び上がる
4.完全に体が伸びきったら手をのばし、集中力全開でホールドを止める

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https://youtu.be/e0aGIcflrOY

腰を落としてタメをつくる!

ランジ・ダイノで重要なことはしっかりとしたタメを作ることと壁にそって飛ぶということです。

タメは膝を深く曲げることで作られ、タメは屈伸の威力を増します。
基本姿勢とは異なり、腰を大きく壁から離してOKなのでしっかりと膝を曲げます。
この時ブンブンと腰を上下させる人がいます。気持ちはわかりますが2回も3回もやる必要はありません。タメを作ったらさっさと飛びましょう。

また、ホールドから飛び上がるときはインサイドエッヂでは少々飛びにくいので少しつま先側でホールドに立つようにすると少しだけ飛距離がのびます。

壁にそって飛べ!

壁に沿って飛ぶということは初めのうちは特に恐ろしいことだと思います。
しかし壁から離れるように飛んでいってしまうとつかめるホールドもつかめません。

ランジやダイノは頭と腰を壁にぶつけるくらいのイメージで引きつけましょう。
引きつけを意識しすぎて腕をしっかり曲げてしまう人もいますが、個人的には腕は伸ばし気味にした方が壁にそって飛べるような気がします。
足の伸びによる推進力を壁にそわすというのが腕の引きつけの役割であることを理解するとイメージしやすいかもしれませんね。

引きつけとジャンプのタイミングをあわせよう

引きつけが不十分な(ジャンプのタイミングが速い)状態でジャンプしても壁から離る方向に身体が飛んでいきます。
引きつけが完全に終わった(ジャンプのタイミングが遅い)状態でジャンプしても引きつけの勢いと足の推進力が死んでしまっているので飛距離出ません。
引きつけが終わったと同時にジャンプができるようになればランジ・ダイノの成功率はぐっと上がります。

最後にホールドをがっしりとつかむ!

つかむホールドによってはこれが一番難しいかもしれませんね。
ランジ・ダイノが決まるかどうかはこの瞬間にかかっています。
「絶対にとめてやる!」という意識と指先の集中力をフルに発揮してホールドをつかみたいですね。

精神論だけではあれなので、何点かテクニックを。
どうしてもホールドがつかまらない場合、手がかかった瞬間にホールドを真下にぐっと引き下げるようにして肩の筋肉も使ってホールドをとめるというのは効果的です。

またホールドを叩きつけるように止めるのもNGです。
バーンと叩いた反動で手が剥がれやすくなります。

それでもホールドが止まらないという時は「飛びすぎ」を疑いましょう。
飛距離が出ているのはいいことなのですが、その勢いを腕だけでとめられていない可能性があります。
強傾斜の壁などではホールドへジャストの距離で飛ぶように飛距離を調整しましょう。

おわりに:ランジ・ダイノの使いドコロ

ランジやダイノの使いドコロはかなり限定されます。
というのもランジやダイノで飛びつくホールドが核心になっていることが多いので、ぱっと見で「あっここランジだ」と気づくはずです。

たとえ気づかなくてもランジやダイノの使いドコロはホールド同士が他の場所と比べて明らかに遠いので必ず気づくはずです。

ランジやダイノ課題は中級者になるには避けて通れない道なので、動画を見たりイメージトレーニングをしてメンタル面での準備もやっておきましょう。

あわせて読みたい

これまでに紹介してきたムーブもあわせてチェックしてみてください。
特にデッドポイントはダイナミックなムーブの基本ですのでしっかりと押さえておきましょう。

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参考にした動画

今回参考にした動画はDaniel Woods氏の動画です。
彼は外壁をガシガシ登るイメージがあるのですが、室内のボルダリングのコンペにも参加しています。
上手いというよりも強いという言葉がしっくりくる、私の好きなクライマーです。


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