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ガシガシ登れる!デッドポイントのやり方とコツ

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デッドポイントとはパワー系のムーブの入り口です。単にデッドと呼ばれたりします。
デッドポイントは、体を壁に引きつけた勢いを利用して次のホールドをつかむムーブです。
もっと正確に言いえば、体を壁に引きつけて体が落下するまでの一瞬のタイミングで手を伸ばします。

このムーブは今までのフラッギングなどのムーブと比べてパワーが必要です。
筋力が育っていない時はあまり多用すると、すぐ疲れて(パンプして)登れなくなるので注意しましょう。

たまに初心者の方でもデッドポイントっぽい動きで壁を登っている方もいますが、
初心者向けの課題(6級くらいまで)にはデッドポイントをするような課題はあまり多くありません。

デッドポイントの基本

デッドポイントは今までに紹介したドロップニーやアウトサイドフラッギングとくらべて、瞬発力が必要です。
体を壁に引きつけ、体と壁の距離が近くなった瞬間に次の手を出します。
体を引き付ける時に使う筋肉は主に上腕二頭筋ですが、脚の屈伸もきちんと利用しましょう。
それぞれの筋肉の役割としては下記の通りです。

  • 腕の筋肉:体を壁に引き寄せる
  • 脚の筋肉:体を上方向に持ち上げる

さて、実際のデッドポイントの動画を見てポイントを押さえていきましょう。

デッドポイントの実施要領

  1. 両手両足、もしくは両手片足がホールドに乗った状態からスタート
  2. 壁から腰を落としタメを作る
  3. 一気に腕を引き、体を壁に引き付けると同時に膝の屈伸を利用して体を持ち上げる
  4. 体が上昇しているタイミングで片手を持っているホールドから離し、一気に次のホールドをつかむ

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youtube / https://youtu.be/UOZP8TPEHe8

上の動画ですと次のホールドが右側にあるので、右足をあげていますね。
次のホールドの方向と同じ方の足をあげるという基本ムーブはここでも生きてきます。
また左足がホールドから離れてしまっていますが、大きく右足に体重を乗せているので体が安定していますね。
デッドポイントのようなダイナミックなムーブですと片足がホールドから離れることはよくあります。

デッドポイントのコツは「手をだすタイミングをつかむ」ということです
デッドポイントは体が持ち上がっていく一瞬の無重力の間に次の手を出します。
早過ぎると高度が足らず、遅すぎると落下が始まっているので失敗してしまいます。
そのため、デッドポイントでは脚の屈伸によって得られた高度が最高点に達した時に手が伸びている必要があります。
ですが、デッドポイントを練習し始めたばかりの方の多くは、高度が最高点に達した時に手を伸ばし始めています。
そうすると手が伸びきった時には落下が始まっているのでホールドに届かなかったり、落下の衝撃を受け止めきれずにホールドから手が離れてしまいます。

デッドポイントにおいて次の手をだすタイミングは体が上昇している間ということを覚えておいて下さい。
膝が伸びきってから手を伸ばしても遅いので、膝が伸びきる寸前に手を伸ばすようにするとうまく行きやすいです。

デッドポイントの練習として8級や7級を片手で登ることをおすすめします。
腕を使った引きつけと脚を使った伸び上がりの感覚をつかんでおきましょう。

おわりに:デッドポイントの使いドコロ

デッドポイントはいたるところで使えるムーブですが、基本的に多用しません。
理由は簡単、すごく疲れるから
ダイアゴナルやドロップニーで次のホールドが取れそうなのであれば、あえてデッドポイントを使う必要はありません。

デッドポイントを実施する状況としては次のホールドが遠く、使えそうなフットホールドがない時や、今持っているホールドが悪く(持ちにくく)、他のムーブを繰り出せそうにない時などです。

遠く離れたホールドをつかむような大きなデッドが決まると思わず「ナイス!」と言ってしまうくらいかっこいいムーブです。
動画を何度も見てデッドポイントをマスターしましょう。

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おまけ

ボルダリングワールドカップに出場するような選手ですと、腕だけでデッドポイントをやってのける選手も出てきます。
あまりにもかっこよかったのでここで紹介しておきます。

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youtube / https://youtu.be/LbsK4PUsX0U

つ…強い…かっこよすぎる…!

参考になる動画

今回参考にした動画はこちらです。
まずひとつ目。最初のお手本のGIF動画の元ネタです。

 


www.youtube.com

リーチが大きいというのもありますが、背の高い人がデッドをやるとこんなに遠くのホールドをつかめるのか!といつも羨ましく思います。

おまけに登場したこの動画。2014年に行われたボルダリングワールドカップのトロント大会の決勝での一幕です。
この選手の前に登っている選手はテクニックでカバーしているのですが、こっちの選手は足ブラからの腕のパワーだけでデッドポイントを決めています。
司会のおっちゃんも大興奮です!
※該当部分からの再生位置になっていますが、ぜひ全編を通して見てみてください。


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