前回、前々回と男子女子の有名クラマーの身長について見ていきました。今回は、おまたせしました、日本人の有名クラマーの身長を調べてみました。あの有名な選手もいますので、是非チェックしてみてください。
世界と比べるためにもこちらの記事をどうぞ
本題に入る前に前回、前々回の記事を紹介させてください。世界的に活躍するクライマーでも飛び抜けて背が高いってことはないということがわかるかと思います。
クライマーその1:野口啓代
- 身長:165センチ
- 体重:49kg
- 1989年生まれ
上記データはifscより
クライミングをかじっている人なら知らない人はいないでしょう。といい切れるレベルの有名クライマーである野口啓代選手。世界的な大会でも幾度も優勝をかっさらい、ジャパンカップに至っては9年連続の優勝という無類の強さを誇っている選手です。
野口啓代選手は一貫してLa Sportivaのソリューションを愛用しています。ボルダリングでもよく見るソリューションの人気はもしかしたら野口啓代選手の影響なのかもしれませんね。
彼女のBMIは18.0。なんと適正体重より10キロ以上軽量と日々のトレーニングのハードさがうかがい知れますね。
クライマーその2:楢崎智亜
楢崎智亜(ならさきともあ)イケメン3兄弟【画像】小学生から凄かった!?彼女や高校 | カラオケダイエット より
- 身長:170センチ
- 体重:58kg
- 1996年生まれ
上記データは楢崎智亜のトレーニング方法は?身長や体重、彼女や兄弟も!より
2017年で最も旬なクライマーといえば楢崎選手を置いてほかはないでしょう、と断言できるくらい乗りに乗っているクライマーです。楢崎選手は日本人男子として初めてIFSCのワールドカップとワールドチャンピオンシップの両方でボルダリング部門でゴールドメダルを獲得したその人です。
ジャパンカップでは不本意な結果となってしまいましたが2020年の東京五輪では素晴らしい活躍が期待できるでしょう!
楢崎選手のBMIは20.07となっています。それでも適正体重よりも5kg以上軽量です。
クライマーその3:藤井快
ifscより
- 身長:175センチ
- 体重:65kg
- 1992年生まれ
上記データはifscより
お次ぎましては藤井選手です。彼はクライミングワールドカップで楢崎選手につぐ2位にランキングされています。そして彼は時々普通のクライミングジムにも出没しますw
私の友人のクライマーが秋パンでやったら強いクライマーがいたから声をかけてみたら藤井選手だったというとんでもない羨ましいエピソードを持っています。意外とルートセットやクライミング道場なんかで関わりのある選手なのかもしれませんね。
藤井選手のBMIは21.22でした。それでも標準体重よりも2kg以上軽量という筋肉質な体なのかもしれません。
クライマーその4:小山田大
ムンズンズバリ 3/4段 FA:小山田大 - YouTubeより
- 身長:165センチ
- 体重:58kg
- 1976年生まれ
上記データは小山田大 - Wikipediaより
ここから先は日本人のレジェンダリー・クライマーといえるクライマーの紹介です。まず最初は小山田氏です。氏は日本のボルダリングの高難易度の課題の開拓をし、ボルダリング文化を日本に根づかせてきました。
氏がプロデュースを行うingaというクライミングブランドも展開されており、何を隠そう、私もこのingaのムードラパンツの愛用者でもあります。クライミングのために無駄を削ぎ落とされたフォルムとデザインは非常に素晴らしいです。
氏のクライミングは門外漢にも有名で細かすぎて伝わらないモノマネでネタにされるくらいの有名さです。BMIは21.3でした。
クライマーその5:平山ユージ
THE NORTH FACE KIDS NATURE SCHOOL 2015 “Family Climbing ~親子で学ぶクライミング~” Guest Teacher 平山ユージ - YouTubeより
- 身長:173センチ
- 体重:65kg
- 1969年生まれ
上記データは平山ユージ - Wikipediaより
野球で言ったら鈴木一郎。テニスで言ったら松岡修造。クライミングでは平山ユージと言えるような競技そのものを背負って紹介されるレベルのクライマーです。アメリカのクリス・シャーマ、イギリスのベン・ムーン、日本の平山ユージとも呼べる国を代表するクライマーでもあります。
それまで西洋人が独占していたIFSCのワールドカップのリード部門で東洋人として初めてブロンズメダルを獲得したのが1991年。その後1998年と2000年でゴールドメダルを獲得。日本人にもクライミングはできるんだと世界に知らしめた張本人です。
El Capitanの超有名ルートであるThe Noseという課題を2時間37分5秒で完登しています。ちなみにThe Noseは880メートルの課題。普通に登ろうとすると3〜4日。余裕持って1週間とかいうレベルの課題です。
氏のBMIは21.72でした。平山ユージ氏がクライミングを始めた時はクライミング文化が日本に定着しておらず、ビルダリングめいたクライミングをやっていたことがクライマーズで紹介されていました。
クライマーってやっぱり高身長は少ない!
前回、前々回とクライマーの身長と体重を見てきましたが、バスケやバレーボールのように高身長が絶対有利というわけじゃないということがわかってもらえたでしょうか?
私も165センチと男性としては小柄な体型ですがクライミングで苦労したことは”あんまり”ありません。というのもリーチの不測はテクとパワーで補うという考え方がクライミングにあるからです。
159センチでワールドカップチャンピオンに輝いたクライマーがいるくらいです。身長を言い訳にする前にムーブの鍛錬に勤しみましょう!