ボルダリングに挑戦するあなたの背中をポンと押したい。

クライミングのその後に!指皮ケアの必需品ハンドクリームについて

この記事をシェアする

f:id:Ziddorie:20161105084621j:plain

ボルダリングをやった後は指の皮はぼろぼろです。ボルダリングを始めたてのうちは指皮も十分に厚くなっておらず、ほとんど流血状態…という方も少なくないはずです。そんな時には指皮ケアが必要なのですが、その定番のハンドクリームについて紹介していきます。

転ばぬ先の杖、テーピングはしっかり

まず、最初に指皮をいたわるためにも「痛いな」と思うところにはテーピングを貼っておくべきです。
テーピングを貼っておくだけで指皮の無残な破れを回避できますし、指が痛くなりにくいので長い時間ボルダリングができて、結果的に上達も早まります。

テーピングをしていても指の皮は強くなるの?と思うかもしれませんが、大丈夫です。テーピングをしていてもきちんと指皮は強くなっていき、ちょっとやそっとでは指の皮が破れたりしなくなります。
とは言えケアは必要ですが…

テーピングに関する記事はこちらからどうぞ。

www.poznen.netそしてもし指の皮が破れてしまった時はこちらの記事を参考しにしてみてくださいね。

www.poznen.net

指皮ケアの定番、ハンドクリーム

指皮ケアの定番といえばハンドクリームです。
ボルダリングをやった後には必ず塗りましょう。
特にボルダリングで使われやすい液体チョークは手肌の水分をアルコールとチョークでもって行かれますので保湿が必要です。

そうしないとカッチカチのガッサガサの指皮になって何でもないホールドをつかんだ時に割れるようにパックリといってしまいます。
そうなるとボルダリングは愚か日常生活にも支障が出てきますので、しっかりと保湿してあげましょう。

まずは定番、ニベアクリーム

ハンドクリームと言えばなニベアですが、クライミングでも有効です。
何と言っても安いのがうれしいですね。コンビニにでも売っているので「ハンドクリーム忘れちゃった!」ってときにも気軽に購入できます。そしてそうやって使いかけのニベアがどんどん増えていきます…

ニベアクリームのいいところは安い以外にも、塗った後にもサラサラしていてキーボードやスマホをいじれてしまうところですね。何より手軽に手に入るのが魅力なのでボルダリングバッグに一つ忍ばせておきましょう。

強力保湿、アトリックスクリーム

こちらもコンビニで購入できる、アトリックスクリームです。
こちらは薬用成分が多く配合されており、保湿効果や指皮の再生を期待できます。

アトリックスクリームはニベアと比べてかなりヌルヌルします。
ニベアと同じ量を塗ってしまうとしばらくヌルヌルが取れません。
ですので、最初の頃は小指のツメの半分くらいから始めると良いでしょう。

美容効果も?シアバターハンドクリーム

シアバターは保湿、指皮再生に効果を発揮します。
そんなシアバターが配合されているハンドクリームもボルダリングあとのケアにも活躍します。

ちなみに私はこのハンドクリームを愛用しています。
ちょっと値段がしますが効果は高いです。
保湿成分の割にアトリックスクリームのように長い時間ヌルヌルしないし、手のひらにすっと吸い込まれていくように消えていきます。

ただ、難点としてクライミング用ではないので香料がきついことです。シトラスのいい匂いとも取れるのですが、食事前に塗ってしまうと食事の香りが台無しになってしまうかもしれません。

クライミング専用クリーム、Climb on

クライマーのために生まれたハンドクリーム、それがClimb Onです。
保湿成分の他に指皮を再生させるための栄養素まではいごうされているので 指皮再生にはもってこいのクリームです。

ですが、普段使いには適さないほどのヌルヌル加減とキツい香りなので会社や学校で使うには向かないかもしれません。
夜休む前に塗っておけば翌朝にはきっと全快の指皮になっているでしょう。

敏感肌持ちに!ワセリン

最後にワセリンです。
敏感肌で肌にあうハンドクリームとそうでないものがあるという人におすすめです。

こちらは赤ちゃんにも使えるワセリンなので超低刺激です。
保湿の効能は申し分ないのですが、いかんせんヌルヌルしますし指皮再生のための薬用成分もハンドクリームとくらべて少ないので効果は見劣りするかもしれません。

ですが、リップクリームにも使える汎用性の高さなので一つボルダリングバッグに入れておくのもいいかもしれませんね。

指皮がガチガチ!そうならないために…

指皮がガチガチになるとホールドを上手く握り込めなくなってしまいます。
とくにカチホールドなど顕著です。

指が十分に握り込めない→重心が離れないように上腕を使って重心を壁に近づける→肩が壁に近づく→広背筋に負荷がかかる→…と指先の不具合が全身に伝播し、自然なクライミングができなくなってしまいます。

ついボルダリングに夢中になって指皮のケアを怠りがちになってしまいますが、日に何度かハンドクリームを塗り込むようにしましょう。

日頃から保湿と指皮の再生に気を配っていれば、硬さはあるが柔らかい、猫の肉球を固くした感じ(犬の肉球みたいな?)のしっとりとした感触になります。
たかが指皮と侮ることなく、ケアは十分に行いましょう。

f:id:Ziddorie:20200216172459j:plain
f:id:Ziddorie:20200216173042j:plain